【面白いバイト】最上稲荷:寺の祈祷受付の仕事体験談

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神社探偵

神社探偵kao
岡山の神社を巡る自称『神社探偵』
・放課後等デイサービスの元管理者
・モットーは『終わりよければ すべて良し』
・趣味:読書(脳神経系・都市伝説系・推理系・心理系)
・愛知学院大学 心理学科卒業
▶神社写真リスト(AC写真)
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▶睡眠が気持ちよさに変わる「ひつじは眠る」

友だちに誘われて年末年始に最上稲荷のアルバイトをした。
神社や寺でアルバイトをしたことがなかったので、
むっちゃワクワクする。お誘いに感謝。

最上稲荷は日本三大稲荷のひとつとして知られている。

正式名称は最上稲荷山妙教寺(さいじょういなりやまみょうきょうじ)という。
なんと、神社ではなくお寺なのだ。

神仏習合形態、つまり神社の様式なのにお寺であることが許された、貴重な霊地なのだ。
霊地で正月を過ごすと1年健やかに過ごせそう。

最初に友達に言われたのは、
『とりあえずはお清めの塩を持つように』と。
分かったと返事をしたものの、心の中では『いるのか塩?』

そもそも塩って効果あるの?

そしてアルバイトが始まった。
言われた通りにポケットに塩は忍ばせて行った。
アルバイトは、毎回楽しい。
知らないことがたくさんあり、知る喜びが半端ない。

そんなある日、とても禍々しいオーラをまとった男性が参拝に来られた。
男性は、若くてとてもモテそうな風貌。禍々しいとは対極にありそうな人物。
しかし、私は禍々しさにあてられたのか、急に胃がぎゅっとなって吐き気を感じた。
もちろん、そんなことはおくびにも出さず笑顔で対応。

その一方でポケットの中に入れていた塩を片手で握りしめる。
すると気分の悪さは軽くなったのだ。
塩の効果を実感した瞬間だった。
心底ビックリした。
お清めの塩、ありがとう!

いろんな人がいろいろなものを持って来ているのだと実感。
年末年始の間に感じたのは先の人を含めお二人だけだった。
御祈祷で、このお二人が少しでも楽になればいいなと心から願った。

逆にすごい良い気を持っている方もこられた。
とても良い顔をしてる。好みの顔とかではなく、人が近付きたくなるような顔。
見えはしないけどオーラをまとっているみたいな人物。
思わず、あやかりたいと思ってしまった。

普段はそんな気を感じることはない。
お寺に通い続けていたので、感じやすくなっていったのかもしれない。

どんなバイトもそうだけど、体力は大切だね。
特に神社仏閣関係は、しっかり食べてしっかり寝ることで、
悪い気もある程度跳ね返せるのかも、と感じたんだよね。

さらに、お清めの塩もあった方がいいかもね。

最上稲荷 
https://inari.ne.jp/first-time/

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