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【心理学】どうにでもなれ効果とは?原因と防ぐ方法をわかりやすく解説

せっかく我慢していた甘いものを一口だけ……
その一口がきっかけで「もう今日はいいや」と気がつけば暴食。

そんな“自暴自棄スイッチ”が入る心理を、心理学では「どうにでもなれ効果」と呼びます。

なぜ私たちは一度の失敗で諦めてしまうのか?

メンタルコーチしもん
・コーチ/講師/作家
・29年間の不眠症を克服
・5年間の双極性障害を克服
・38歳から運動を開始|マラソン完走&800m優勝
・41歳でレッグプレス137kg達成(体重50kg)
・相談実績1,000件超 ・書籍4冊出版(読者2,000人超)
「自分を再設計し、人生を立て直した体験と知識」を伝えています。
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どうにでもなれ効果とは?

「どうにでもなれ効果」とは、一度小さな失敗や挫折を経験すると、自暴自棄になってその後の行動も投げやりになる心理現象です。英語では「What-the-hell effect(どうにでもなれ効果)」とも呼びます。

どうにでもなれ効果は、1985年にダイエットに関する実験(Polivy & Herman)が有名です。
「 ダイエットしている人が一度ルールを破ると「もういいや!」と思って過食する傾向があると示されました。」
自己制御の失敗と関係づけて説明されます。


なぜ「どうにでもなれ効果」は起こるのか?

私たちは何か目標を立てると、最初はやる気に満ちています。
しかし小さな失敗をしてしまうと、「もうダメだ」「自分には無理だ」と考え、一度の失敗を取り返そうとするより
開き直って行動がエスカレートしてしまいます。

例えば:

  • ダイエット中にチョコを食べた → 「もういいや」と暴食
  • 禁煙中に一本吸った → 「どうせ吸ったし」と元に戻る

どうすれば防げる?

「どうにでもなれ効果」は完全に防ぐのは難しいですが、次のような心がけで軽減できます。

失敗を途中経過だと捉える
「失敗=終わり」ではなく「途中の小さな出来事」と考えるだけで立て直しやすくなります。

小さな失敗は仕方ないと割り切る
完璧主義にならずに「人間だもの」と思ってOK。
「十分主義とは?」完璧を手放して心穏やかに生きる方法

再スタートを早めに切る
時間が空くほど「どうにでもなれ!」が強化されるので、すぐに立て直すのがポイントです。
精神的回復力である心理的レジリエンスがカギです。


まとめ

「どうにでもなれ効果」は誰でも陥る心理現象です。
大切なのは、失敗しても自分を責めすぎず、
「またやり直せばいい」と気持ちを切り替えること。

完璧を目指さず、気楽に進めていきましょう!

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