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どうして心理学はスピリチュアルっぽいのか。マインドフルネスや感謝とか
▼どうして心理学はスピリチュアルっぽいのか。マインドフルネスや感謝とか
そもそも科学とスピリチュアルは全く違うものではなく、一部混ざっています。
例えば、「感謝すると、心地よさが増す」場合。
スピリチュアル:感謝することで、心地よさが増す
科学:人を集めて「感謝する行動」をしてもらうと、全体的に副交感神経が優位になる傾向が見られた
と言う風に、
科学は「統計学」を使うので、スピリチュアルを科学的に使うことができます。
統計学は、「理屈は完全ではないけど、実用性があるかどうか判断できるもの」になるからです。
マインドフルネス瞑想も同じで、
「仏教の瞑想が良いらしいぞ」→「試してみようぜ!」→「試したら、良い効果が出た人がたくさんいたぜ。これは使える!」みたいな感じです。
ただ理屈は不完全なので、効果が出たり出なかったりします。
統計的に「効果がでる数値」だったとしても、ものによっては人種の文化的な価値観や個人の価値観などによっても反応が変わってくると思います。
実は薬も同じです。
「この薬はセロトニン受容体に作用するから、メンタルに効果があるぞ!」と聞くと、理論がきちんとしてそうですが、「そもそもセロトニンってどんな効果があるの?他のホルモンと影響しあわないの?この薬は他の部分に影響を与えないの?」とかわかんないことだらけです。
そもそも人体がまだまだ謎というか、複雑極まりないので。
なので、治験などで人を集めて、効果実験をします。それで、多くの人に効果が認められれば、「これ使えるやん!」ってなります。
ただ、薬やサプリなどは「第三者機関が審査しているもの」と「メーカーとつながりがあるところが審査しているもの」があります。
こんな感じで、「利益」が絡んじゃうと、そもそも実験が正しいかどうか見えなくなってきます。
なので、「いろんな実験結果を見て、その実験結果を分析しようぜ」という「複数の論文をもとに論文」をつくるメタ分析というのが、科学的には信頼性が高い。という感じになります。