筋トレ界隈で注目を集めるユニークなエクササイズの一つが、「マイクタイソンプッシュアップ(Mike Tyson Push-up)」です。
名前の通り、元ヘビー級ボクシング世界王者・マイク・タイソンがトレーニングに取り入れていたとされる腕立て伏せの一種で、その強度と効果から筋トレマニアを中心に人気を集めています。
この記事では、マイクタイソンプッシュアップの特徴や効果、具体的なやり方、そして実践する上での注意点まで、初心者にもわかりやすく解説します。
マイクタイソンプッシュアップとは?
「マイクタイソンプッシュアップ(Mike Tyson Push-up)」とは、「腕立て伏せ」と「肩の押し込み運動」を融合した、高効率な上半身トレーニングです。
具体的には、通常の腕立て伏せにスクワットのようにお尻を引く動作を組み合わせた、全身が連動するダイナミックな自重トレーニングです。
伝説のボクサーであるマイク・タイソンがトレーニングに取り入れていたことで知られる、非常に強度の高い腕立て伏せのバリエーションです。一般的な腕立て伏せとは違い、筋力だけでなく爆発的な動きや柔軟性も必要とされるのが特徴です。
この動作は、ボクシングで必要とされる爆発的な力、持久力、瞬発力、柔軟性を同時に高めることを目的としており、非常に実戦的なエクササイズと言えます。
マイクタイソンプッシュアップの4つの効果
① 肩の筋力・耐久力がかなり伸びる
特に前側の肩(三角筋前部)に強く効きます。
通常の腕立て伏せは胸メインですが、マイクタイソンプッシュアップは「押し上げる力」に加えて「前へ体重移動する力」が必要になるため、肩への負荷が大きいです。
そのため、
- パンチ力の補助
- 押す力
- 肩の安定性
向上に役立ちます。
② 上胸が発達しやすい
体を前へ滑らせる動きで、斜め方向に押す負荷がかかります。
これはジムでいう「インクラインプレス」に近い刺激が入りやすく、胸の上部が発達しやすいです。
特に、
- 胸の形を立体的にしたい
- 鎖骨周辺を厚くしたい
人には相性が良いです。
③ 体幹がかなり鍛えられる
動作中に腰が落ちるとフォームが崩れるため、
- 腹筋
- 脇腹
- 背中
が常に姿勢を支えます。普通の腕立てより「全身運動」に近い感覚があります。
④ 可動域が広く、柔軟性向上にも役立つ
肩甲骨が大きく動くので、
- 肩周りの可動性
- 胸郭の動き
改善にもつながります。デスクワークで肩が固まりやすい人にも比較的良い種目です。
| 種類 | 主に効く部位 | 難易度 |
|---|---|---|
| 通常の腕立て | 胸中心 | 中 |
| マイクタイソンプッシュアップ | 肩・上胸・体幹 | やや高い |
実践ステップ:マイクタイソンプッシュアップの正しいやり方
1. スタートポジションを取る
- 通常の腕立て伏せの姿勢から始めましょう。
- 両手は肩幅よりやや広め、足は少し広げると安定します。
2. お尻をかかとに向かって引く
- かかとにお尻を近づけるように、身体を後方に引きます。
- この時、膝は床に着けないよう注意。
3. 前方へスライドしながら腕立て伏せを行う
- 胸を床に近づけながら、体を前へ滑らせるように移動。
- 動作はゆっくり丁寧に。勢いで行わないことが重要。
4. 再びお尻を後方へ引き、元の姿勢に戻る
この一連の動作で1回。初心者はまず5〜10回を目安に、慣れてきたらセット数やスピードを調整しましょう。
実践時の注意点
正しいフォームをキープ
間違ったフォームで行うと、効果が減少するだけでなく、肩や腰を痛める原因にもなります。特に「腰の反りすぎ」に要注意です。
呼吸を止めない
動作中に呼吸を止めがちですが、息を止めずに「吸って吐いて」のリズムを意識しましょう。これが持久力と集中力の維持につながります。
いきなり高回数はNG
見た目以上にハードなので、最初から無理して回数をこなそうとすると怪我のリスクが高まります。フォーム重視で、段階的に負荷を上げていくことが大切です。


