21歳のロシアのグランドマスター、ミハイル・アンティポフが、座ってチェスを2時間プレイして560カロリーを消費していたことがわかった。
The grandmaster diet: How to lose weight while barely moving ESPN.com
なんと!2時間座って、ものすごく考えているだけで、560キロカロリーも消費するとのことだ!
考えるだけで、ごはん2杯分もダイエットできるとは!考えるだけダイエットの誕生なのか?
※引用はカロリーとあるが、キロカロリーのこと。
という話ではないようです。
チェスだけではなく、将棋の話でもものすごくカロリーを使うから、やせるって話を聞きますよね。
だから、糖分をたくさんとる!みたいな。
実際に「考えると、少しだけカロリー消費量は増える」といっても、難しい考えごとでも脳のエネルギーは5~10%あがるくらい。脳が1日350~450キロカロリー消費するので、
2時間ものすごく考えたとしても、4キロカロリーぐらい多めに消費するぐらいですね。
つまり、チェスの選手がカロリー消費が高かったり、体重が減るのが「考えることが主な原因ではない」とのこと。
一流のチェス選手は、ストレスの原因となる強いプレッシャーにさらされており、心拍数の上昇、呼吸の速まり、発汗につながります。これらの影響が組み合わさって、時間の経過とともにカロリーが消費されます。
How Many Calories Can the Brain Burn by Thinking? https://www.livescience.com/
という風に、頭を使うだけではなく「極度の緊張と興奮」から心拍数があがって、カロリー消費していたそう。
なので、座って考えるだけでダイエットをする場合、発汗するぐらいの緊張状態が必要なんですね。
「必ず受かりたい試験勉強」や「考えなきゃ人生がやばい!」みたいなレベルなら、やせるかもしれないんですが。それだときっと、体を動かしたり、摂取カロリーを減らすほうが楽そうですね。
実は僕は考え事をすると体重が減るタイプです。
でも、振り返ってみると、「考えごとしすぎると食欲がでないので食事の量も減っている」みたいなことが原因でした。
そういう意味では、お菓子やジュースなどの間食を忘れるくらい何かに打ち込むことはダイエットにつながるかもですね。