親子で睡眠タイプ診断「あなたは何ねこタイプ?」で診断された「トラ猫」「白猫」「三毛猫」「黒猫」をどうお世話をしていけばいいかの取り扱い説明書です。
ご参考にどうぞ
診断は「パパママサポート・みなみ公式LINE」で受けられます
【親子で睡眠タイプ診断「あなたは何ねこタイプ?」】には裏技!?
親御さん限定裏技。診断の際「子どもの頃」と「現在(大人)」を両方診断する方法です。
子どもの頃は遺伝的な影響が強く、大人につれて環境的な影響が強まっていきます。
子どもの頃の診断もすることで、よりあなたの睡眠理解が進みますよ。
すべての猫さんの共通トリセツ
どのくらい眠ればいいにゃ?
睡眠の推奨時間
・小学生:9~11時間
・中学生と高校生:8~10時間
・大人:7~9時間
・65歳以上:7~8時間
眠りを良くするにはどうすればいいにゃ?
・平日と土日祝日通して、起きる時間と寝る時間をそろえていく
・朝の3つのポイント
「しっかり太陽の光をあびる」
「炭水化物とタンパク質をしっかりとる」
「できれば運動する」
・夜は「光を少し抑え静かに過ごす」
特に寝る30~60分前は意識する
頭が熱くなることは寝る前にしない
例)熱いお風呂、激しい運動、スマホやゲームなど興奮すること
・夕食後おやつを食べない
・個々の睡眠リズムにあわせて、睡眠を整えていく
家族みんな睡眠リズムが一緒とは考えない
ベッドや布団は分けて寝るのがおすすめ。
寝付くまで一緒に寝てあげるのは良い(少しずつ一人で眠れるようにしていく)
きちんと眠るとどうなるにゃ?
・身長がのびやすくなる
・健康的にやせやすくなる
・イライラが減り、友だちと楽しくコミュニケーションがとれる
・集中力があがり、成績があがる
・体が回復、成長して、運動が得意になる(走るのが早くなる)
・肌がキレイになる
・モテやすくなる
他にもたくさんいいことがあります。
トラ猫さんのトリセツ
睡眠リズム
トラ猫さんは早起き早寝がとても得意で、睡眠が整いやすいです。
朝パチっと目を覚まし、夜は自然と眠くなりぐっすり寝ます。
基本的には悩みも抱えにくいので、トラブルがなければ、睡眠で困ることはありません。
前向きでエネルギッシュな分、がんばりすぎてしまう場合は注意。
がんばって勉強をするときに早起きしすぎたり、夜更かしたりする場合ですね。特に中学生になって部活が始まると、睡眠時間を削りやすくなるかもしれません。
元気だからといって、睡眠時間を削ることは良いことではありません。それぞれの年代の睡眠の推奨時間は意識してあげてくださいね。
朝元気なので、忙しいときは「朝ごはん食べなくても大丈夫!」と言ってしまうかもしれません。
バナナやヨーグルトなど簡単に食べられる朝食でも良いので糖質とタンパク質をとりましょう。
トラ猫さんは朝食なくても大丈夫といいながら、昼前には「お腹すいたなあ、朝ご飯食べとけばよかった」とか考えてしまいます。
生活リズム
朝
エネルギッシュに活動します。
他の猫タイプが起きてからエンジンをかけていくのに対し、トラ猫はスタートから元気です。
昼
学校でも元気にすごせます。その分、夜はしっかり休むことが大切です。
夕方の部活などで、運動をしっかりすると、1日が充実します。
夜
自然と眠くなっていきます。
宿題は早め早めに終わらしていくことが大事です。夜になればなるほど、効率が下がっていきます。
しっかりと記憶をしたい場合は、寝る前に軽くおさらいをしておくと、眠っているときに記憶が定着しやすいです。でも、勉強熱心の場合、授業を受けているだけで勉強はうまくいきやすいです。
寝る時間が近づいてくると、うとうとし始めたり、眠そうにし始めると思います。特に睡眠不足でない場合は、いつも通りの時間に寝て、起きるのがおすすめです。
どんなねこと相性がいいのか?
トラ猫さん同士と白猫さんと相性が良いです。
トラ猫さん同士活発に活動します。やんちゃな方向に向かわないかを注意してみておきましょう。
トラ猫さんは白猫さんに頼られやすく、白猫さんはトラ猫さんにいろいろと助けられやすいです。
リーダータイプなので、中心になりやすいタイプです。
白猫さんのトリセツ
睡眠リズム
白猫さんは家族の生活リズムに影響を受けやすいです。
どの生活リズムにも対応することができるからです。だからこそ、睡眠の基本をしっかり押さえておくのが大事。
朝は「太陽の光をしっかりあびる」「朝食をしっかり食べる」「寝る前は静かにすごす」など、睡眠リズムの基本をより大切に。
朝昼と活動的に動き、夜は静かにすごして、寝る時間と起きる時間を守っていけば、睡眠は整いやすいです。
白猫さんは優しい性格な子が多く、家族に生活リズムを合わせてくれます。
でも、大人と子どもの睡眠リズムは違うので注意が必要です。お母さんとお父さんが白猫さんの睡眠時間を守ってあげてくださいね。
白猫さんは身近な人を参考にして、自分のリズムを作っていきます。
優しい性格なので、人間関係で悩みから睡眠リズムが崩れることがあります。
他にも、新しい人に会う・新しいことをする前日に緊張して、睡眠リズムが崩れてしまうことがあります。
白猫さんは自分のことだけではなく、他人の悩みについても悩んでしまうことがあるので、話をしっかり聞いてあげてくださいね。
土日祝日は家族が平日より遅く起きる場合、白猫さんも遅く起きるかもしれません。
ただ平日と土日祝日の起きる時間や寝る時間がズレると、睡眠リズムが崩れやすくなります(時差ボケを起こします)。できるだけ、起きる時間と寝る時間をいつも同じにしてあげましょう。
生活リズム
朝
朝から少しずつエンジンをかけていきます。
太陽の光をあびて、朝食を食べて、体を動かすことで活動的になっていきます。
昼
午前中の授業は頭もすっきりしており、勉強がとても進みます。
午後になると、退屈な授業は少し眠くなってくるかもしれません。
眠いときは7~8分ほどの仮眠がとれるといいですが、学校では難しいことが多いですよね。
昼休憩中に、友だちと楽しく会話する、外で少し体を動かすなどで眠気を飛ばしておきましょう。
もしも、午後からうとうとが多い場合は、睡眠不足の可能性があげます。何日も続くようであれば、少し睡眠時間を伸ばしてあげましょう。
夜
夜は少しずつ眠くなってきますが、まだまだ元気があります。
スマホやゲームやテレビに熱中して夜更かしをしないように注意です。寝る時間の前には、家族でコミュニケーションをとりながら、ゆっくりすごすのがおすすめです。
どんなねこと相性がいいのか?
コミュニケーション上手な猫で、どの猫とも相性が良いです。
トラ猫と仲良くすればトラ猫っぽくなりますし、三毛猫と仲良くすれば三毛猫っぽくなりますし、黒猫と仲良くすれば黒猫っぽくなります。
思いやりがある分、人間関係の悩みもでてきやすいので注意。
三毛猫さんのトリセツ
睡眠リズム
三毛猫さんは夜に楽しいことをしたり、勉強に集中しやすくなります。
そのぶん、夜更かしをしやすいので、睡眠リズムをしっかり整えてあげることが大切です。
でも、三毛猫さんは早寝がとても苦手。「早く寝なさい」はかなり難しいことです。では、どうすればいいかというと、早起きをしっかりすることです。三毛猫さんは朝が弱いのですが、起きることは光や音や人の力を使えば、習慣をつけていくことができます。
早起きができれば、夜も自然と眠りやすくなってきます。
早寝早起ではなく早起早寝が大事。
三毛猫さんは起きるのが苦手かもしれません。
お母さんお父さんとしては、がんばって起こしたい気持ちが大きいとは思います。ただ、目覚ましや人の手でがんばって起こしてしまうと、朝起きる力が身につかなくなります。
朝起きる力をつけるために、カーテンを少し開けて寝て、朝になると自然と部屋が明るくなるようにして目覚めやすくする。起きる時間が近づいてきたら、部屋の明かりをつけてさらに起きやすくする。
最後に、起きる時間になっても起きてこないときは、優しく起こしてあげることで朝のリズムが整ってきます。
朝のリズムを整えるには「光をしっかりあびる」「体を動かす」「朝食をしっかりとること」が大事です。
ただ三毛猫さんは朝食を苦手とするかもしれません。そのときはバナナやヨーグルトなど、食べやすい朝食にしてあげるのがよいです。三毛猫さんが「朝ご飯はいらない」といっても、糖質とタンパク質がとれるようにしてあげましょう。
三毛猫さんは夜食を欲しがるかもしれませんが、できるかぎり夕食後はおやつを食べないように。
生活リズム
朝
朝は弱いので、元気がないことが多いかもしれません。
三毛猫本人は病気でなくても「調子悪いなー」と思うことが多いです。「そっか、体調不良か。学校を休ませよう」と思うと、学校を休みがちになるので注意。
体調が悪いのかどうかが分かりにくいので、普段との違いをしっかり見てあげることが大事です。ただ大切なのは仮病ではなく、実際に朝は元気がないのを理解したうえでコミュニケーションをとっていきましょう。
昼
学校に行ってからもエンジンがかかるまで時間が必要で、午前中は集中力があまりありません。
でも、音楽や美術や工作や美術は楽しくできそうです。イラストやものをつくるなど、自分を表現するものに興味があるからです。
休憩中に光をしっかりあびたり、体を動かしたり、友だち会話をして体を起こしていく。もしも、午後もうまく集中できない場合は、三毛猫本人の話をしっかり聞いて、保健室などをうまく使って仮眠をとるのもありです。
夜
元気になってきます。
「学校ではおとなしいんだけど…」「授業に集中してないんだけど…」みたいに担任から話を聞いていると、不思議に思うかもしれません。不真面目なのではなく、単に生活リズムに合っているかどうかということを理解してあげることが大切です。
もしも、日中に学校でうまく勉強に集中できていない場合は、夜に勉強の時間をつくっておくと良いです。「この子、学校だと本当に授業に集中できていないの?」と思うくらい集中して勉強し始めます。ただ誘惑に弱いので注意。
夜食を食べながら勉強するのを好むかもしれません。でも、夕食後の夜食は夜更かしを強めてしまうものなので要注意です。三毛猫さんは「なんとかなるさ思考」があることも多いので、夜更かしはダメといっても夜更かしをしやすいです。きちんとサポートしてあげましょう。
学校の時間に能力を発揮しきれないことがあるので、学校の成績だけではなく、三毛猫さんの個性をしっかりと見てあげてくださいね。学校の生活だけで見てしまっていると、三毛猫さんは自信を失っていくことがあります。
どんなねこと相性がいいのか?
同じ三毛猫さんと相性がとてもよいです。白猫とも仲良くなりやすいです。
黒猫さんにとても強いあこがれを持つかも?
三毛猫さんは黒猫さんを「とても頭いい人」に見えることがあるからです。
黒猫さんのトリセツ
睡眠リズム
黒猫さんは睡眠が整っているかどうかが分かりにくいです。
三毛猫に近い黒猫が多いかもしれません。
黒猫さんは睡眠不足でも早起きしたり、夜更かししたりします。しかも、寝る時間に布団に入っているから大丈夫と思っていても布団の中で起きていることがあります。さらに寝たふりなどをしたりして、お母さんとお父さんを心配させまいとするかもしれません。
睡眠そのものではなく、普段の生活の中で元気そうか?眠そうか?など見ながら、睡眠が足りているか見てあげてください。
睡眠リズムの作り方は一緒なので、朝に太陽の光をあびる、起きる時間を守る、朝食を食べるなどの基本は大切です。
黒猫さんは細かいことが気になったり、自分を自分が思うようにコントロールしたい想いが強くなり、内面から睡眠に影響がでやすいです。
きちんと話を聞いて、コミュニケーションをとり、さらに愛情を持って見守ってあげることが大事。
黒猫さんの気持ちの変化、体力の変化などを見て、睡眠を整えていってあげましょう。
黒猫さんはあなたのことをよく見ています。
言葉だけでなく、行動をもって愛情を伝えてあげてくださいね。大人的な考えを持っていることも多いので、いろいろな大人と関わらせてあげると思考が広がって、喜びそうです。
生活リズム
朝
黒猫さんの生活リズムは、それぞれの黒猫さんによって変わってきます。
夜に元気になる黒猫さんが多いかもしれません。
なぜ黒猫さんは、黒猫さんごとに変わってくるかというと、自然な生活リズムではなく、自分で考えている生活リズムにしようとしてしまうことがあるからです。
朝早く起きて学校でしっかり勉強する子もいれば、朝はだらだらすごし学校もそれほど力を入れない子もいると思います。その代わり自分がやりことは熱心にする、などです。
昼
学校も学校に興味を持っているかどうかで過ごし方が変わってきます。
授業に価値があると思えばがんばりますし、価値があると思わなければ手を抜くかもしれません。
友だちも同じで、友だちと仲良くしたいと思えば仲良くしますし、そうでなければ仲良くしないこともあります。場合によっては、ほどほどに仲良くすることを選ぶこともあります。
夜
夜は元気なことも多いですが、日中に考えすぎて疲れてしまっている場合もあります。
黒猫さんはうまくいかないときに、どうしてうまくいかないのかをとても悩んでしまいがちです。感情よりも論理を優先しやすいので、自分軸で生きているように見えて自分を見失っていることがあります。
悩みごとを抱えると、睡眠に悪影響がでやすいので、お話を聞いてあげてくださいね。
ひょっとしたら、黒猫さんは冷ややかな態度をとることもありますが、本人の中で理解をしていきます。ほかの大人の人や少し年の離れたお兄ちゃんお姉ちゃんとコミュニケーションができる環境をつくってあげることが大切です。
黒猫さんが生活の中で、どんなときに楽しそうにしているか、どの時間帯に元気そうにしているかを見て、黒猫さんにあった生活習慣を見つけてあげてください。
どんなねこと相性がいいのか?
黒猫さんは個人個人を見るので、相性の良し悪しは黒猫さんの考え方にもよってきます。
ただ神経質なタイプなことが多いので、三毛猫の豊かな発想力にあこがれを持ちそうです。
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1.子どもの睡眠不足3つのデメリット
2.子どもの睡眠を整える上で大切な2つのこと
3.子どもの睡眠を整える5つの生活習慣
4.夜の良い過ごし方と悪い過ごし方
5.快眠!寝室環境4つのコツ
6.子どもの睡眠の3タイプ
7.悩める子どもの5つの睡眠障害
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