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【コスパ優秀の食品】納豆の6つの栄養成分とは?―ナットウキナーゼで血栓を溶かし、血液をサラサラに―

健康を気にする人にとって、栄養価と同じくらい気になるのが「食費」です。
そんな中、高栄養かつ低価格という理想的なバランスを持つのが、私たちの食卓でおなじみの「納豆」。
実は納豆は、1円あたりのカロリー効率が非常に高く、コスパで考えても優秀な食品なのです。
今回は、私が実践している「カロリー÷価格」という視点から、納豆の驚くべきコストパフォーマンスについて詳しく解説します。

メンタルコーチしもん
・コーチ/講師/作家
・29年間の不眠症を克服
・5年間の双極性障害を克服
・38歳から運動を開始|マラソン完走&800m優勝
・41歳でレッグプレス137kg達成(体重50kg)
・相談実績1,000件超 ・書籍4冊出版(読者2,000人超)
「自分を再設計し、人生を立て直した体験と知識」を伝えています。
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納豆とは?

納豆(なっとう)とは、日本の伝統的な発酵食品で、大豆を「納豆菌」(Bacillus subtilis var. natto)という特別な菌で発酵させたものです。ねばねばした糸を引く独特の見た目と、特有の香りが特徴です。

納豆の主な6つの栄養成分

納豆は「発酵食品」と「大豆食品」の両方の良さを併せ持つ、まさに日本のスーパーフード
1パック(約50g)あたりの栄養成分を基に、主な健康効果をご紹介します。

1. 良質なタンパク質(約8g/50g)

納豆の主成分である大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富
動物性に頼らず、植物性たんぱく質を摂取できるのが魅力です。

  • 効果: 筋肉の修復・成長、免疫力アップ、美肌づくり

2. 食物繊維(約3g/50g)

納豆には水溶性・不溶性の両方の食物繊維が含まれており、腸内環境を整える力があります。

  • 効果: 便秘解消、腸内フローラ改善、血糖値の上昇を緩やかに

3. ビタミンK2(約400μg/50g)

納豆はビタミンK2の含有量が食品の中でトップクラス。骨を丈夫に保つ働きがあります。

  • 効果: 骨粗しょう症の予防、血液の正常な凝固

4. ナットウキナーゼ(発酵によって生成)

納豆に特有の酵素「ナットウキナーゼ」は、血栓(血のかたまり)を溶かす作用があります。

  • 効果: 血液サラサラ、動脈硬化や脳梗塞の予防
    ※ただし熱に弱いため、生で食べるのが効果的。

5. ビタミンB群(B2・B6など)

発酵によりビタミンB群が豊富に生成されます。

  • 効果: エネルギー代謝の促進、疲労回復、皮膚や粘膜の健康維持

6. ミネラル(鉄・マグネシウム・カルシウムなど)

骨や血液、神経機能の維持に欠かせないミネラルも含まれています。

  • 効果: 貧血予防、骨の健康、ストレス耐性の向上

【表】納豆の栄養のまとめ(50gあたり)

納豆によって、誤差はあるので注意。

成分含有量(目安)主な効果
エネルギー約100kcal適度なカロリーで満足感
タンパク質約8g筋肉・肌・免疫の維持
食物繊維約3g腸内環境の改善、便秘予防
ナットウキナーゼ(酵素)血栓の分解、血液サラサラ、動脈硬化予防
ビタミンK2約400μg骨の強化、血液の正常な凝固作用
ビタミンB2約0.3mgエネルギー代謝、皮膚や粘膜の健康維持
ビタミンB6約0.1mgタンパク質代謝、神経の正常な働きをサポート
約1mg赤血球の生成、貧血予防
マグネシウム約50mg神経の安定、筋肉の働き、骨の健康、ストレス耐性の向上
カルシウム約45mg骨や歯の形成、神経伝達や筋収縮の補助
カリウム約330mg血圧の調整、余分なナトリウムの排出によるむくみ予防
イソフラボン約35mg女性ホルモン様作用、更年期症状の緩和、骨の健康維持

納豆の特有の力「ナットウキナーゼ」とは?

ナットウキナーゼ(Nattokinase)とは、納豆を作る過程で生まれる酵素の一種で、納豆菌(Bacillus subtilis natto)が大豆を発酵させる際に作られます。これは納豆にしか含まれていない唯一無二の酵素で、1980年代に日本の研究者によって発見されました。

ナットウキナーゼの血栓(けっせん)を分解する力

ナットウキナーゼの最大の特徴は、血液中の血栓(血のかたまり)を溶かす作用があること。血栓は、心筋梗塞や脳梗塞などの原因になる危険な存在です。

  • 効果:
    • 血液をサラサラに保つ
    • 動脈硬化の予防
    • 心臓病・脳卒中のリスク軽減

これは、「フィブリン」という血栓の主要成分を分解する力があるためです。ナットウキナーゼは自然の「血栓溶解剤」とも呼びます。

生の納豆で摂るのがベスト

ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱調理すると酵素の活性が失われてしまいます。
以下に注意しましょう。

調理方法活性への影響
生のまま食べる◎(最も効果的)
納豆チャーハンなど高温加熱✖(効果激減)
味噌汁に後入れ(50℃以下)△(少し残る可能性)
  • 夜に食べると効果的
    血液は夜間に固まりやすいため、夕食時に納豆を摂ると血栓予防に良いとされています。

サプリメントとの違い

最近では「ナットウキナーゼ配合サプリ」も増えていますが、食品から摂る方が吸収率が高く、全体的な健康効果も期待できます。ただし、納豆が苦手な方や大豆アレルギーの方は、医師に相談のうえサプリを検討するのも一つの方法です。

特性内容
成分名ナットウキナーゼ(酵素)
含まれる食品納豆のみ
主な効果血栓溶解、血流改善、動脈硬化予防
熱への弱さ高温で活性が失われるため生食が推奨
摂取のベストタイミング夜(血栓ができやすい時間帯)

納豆の注意点

納豆にはビタミンK2が非常に多く含まれています。この成分は血液を凝固させる働きがあるため、ワルファリン(抗凝固薬)を服用している方にとっては注意が必要です。

ワルファリンは、血液を固まりにくくすることで血栓を予防する薬ですが、ビタミンK2の摂取量が多いと、その作用を弱めてしまう可能性があります。その結果、薬の効果が不安定になったり、治療がうまくいかなくなることもあります。

ワルファリンを服用している方は、納豆の摂取を避けるか、医師や薬剤師に必ず相談してください。同様に、クロレラなどビタミンKを多く含む健康食品にも注意が必要です。

納豆の最大のメリットは「コスパ」

納豆は栄養価が高いのにも関わらず、安いのが最大のメリットです。
私はカロリーを中心に食生活を考えるため、「カロリー÷値段」で計算をすることがあります。
納豆は3パック(100キロカロリー×3)で100円ほどなため、1円あたりのカロリーが3キロカロリーです。これは毎日2,000キロカロリーの食事をする場合、1日の食費が約666円になる計算です(月だと2万)。もちろん、米、パン、麺類の主食(1円あたり4~6キロカロリー)と比べれば、値段あたりのカロリーは下がりますが、栄養価を考えると非常にコスパが高い食品の1つです。

まとめ:納豆は「健康×節約」を両立できる最強食品!

納豆は、日本が誇る発酵食品でありながら、私たちの健康に欠かせない栄養素を数多く含んでいます。タンパク質、食物繊維、ビタミンK2、ナットウキナーゼ、ビタミンB群、ミネラルといった豊富な成分が、筋肉・骨・血液・免疫・美肌・腸内環境と、あらゆる面から体をサポート。

さらに、1パックあたり約30〜40円という安さにも関わらず、100キロカロリー前後のエネルギーが摂取できるという圧倒的なコストパフォーマンス。まさに「栄養」と「節約」の両立を可能にする、理想的な食品です。

特に、忙しい現代人や節約を心がけたい方にとって、納豆は毎日の食卓に取り入れるべきスーパーフード。生で手軽に食べられ、調理不要で保存もしやすいため、継続しやすいのも魅力です。

健康を維持しながら食

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