※アフィリエイト広告を利用しています

人と比べてしまう原因とその対処法とは?自分らしく生きるために

「また人と比べて落ち込んでしまった…」
「SNSを見るたびに自分がダメに思える」
「嫌いな人の成功が気になってしまう」

こんなふうに、私たちは無意識のうちに「人と比べる」という行為を繰り返しています。しかも、憧れの人やすごい人だけでなく、身近な友人や家族、さらには嫌いな人とさえ比べてしまうことがありますよね。

なぜ、私たちはここまで人と比べてしまうのでしょうか?
そして、そのストレスから解放されるにはどうすればいいのでしょうか?

この記事では、「人と比べてしまう心理的な原因」と、「比べないための具体的な対処法」について詳しく解説していきます。


メンタル
運営者:メンタルコーチしもん
・双極性障害とうつを克服 |薬なし安定
・29年間の睡眠障害を克服
・38歳運動開始 マラソン完走&800m優勝
・チェストプレス107kg達成|体重50㎏
・上級睡眠健康指導士
→詳細プロフィールはコチラ

なぜ人と比べてしまうのか? 7つの主な原因

1. 人間の本能(社会的比較理論)

心理学者レオン・フェスティンガーの「社会的比較理論」によると、人は自分の価値や能力を測るために、他人と比べる習性があるとされています。
これは「自分の立ち位置を知る」ための本能的な行動なのです。

2. 自信のなさ(自己肯定感の低さ)

人と比べてしまう原因の一つに、「自信のなさ」や「自己肯定感の低さ」があります。
自己肯定感とは、自分自身を肯定し、価値があると感じる気持ちです。
しかし、この感覚が弱いと、無意識のうちに他人と自分を比べてしまいます。特に、自分に対して否定的な考えが強いと、「自分は他人より劣っている」と感じやすくなります。その結果、他人の成功や優れている点を見つけるたびに、落ち込んでしまうのです。

3. SNSの影響(理想化された世界)

InstagramやTikTokなどのSNSには、「楽しそうな瞬間」や「成功した姿」が数多く投稿されています。
華やかな旅行、完璧なスタイル、充実した交友関係など、ポジティブで魅力的な情報が中心です。
しかし、それらはリアルな生活の一部分に過ぎず、投稿者自身も常に幸せであるわけではありません。
SNSを見て落ち込むのは、他人の「ハイライト」と自分の「現実」を無意識のうちに比較してしまうからです。
これにより、自己評価が下がり、「自分だけがうまくいっていない」と感じることが多くなります。

4. 競争社会の影響

学校や職場では、成績や業績が評価基準となるため、自然と競争意識が生まれます。
テストの点数や昇進のスピードなど、他人と比較される環境が当たり前になっているため、自分の価値を「他人より優れているかどうか」で測る癖がつきやすくなります。
特に日本では、「みんなと同じであること」や「集団の中での評価」が重視される文化が根強くあります。
そのため、他人よりも劣っていると感じたときに、大きな劣等感を抱きやすくなり、無意識に自己否定に陥ることが多くなります。

5. 身近な人ほど比較しやすい(心理的距離の影響)

遠くの有名人よりも、「環境が似ている身近な人」のほうが比較対象になりやすいです。友人や兄弟、同僚の成功は、「自分も同じくらいできるはずなのに」という気持ちを引き起こしやすく、余計に気になってしまいます。
例えば、 同じ職場の同期が昇進すると、「自分とそこまで差があるわけじゃないのに…」と焦るなどです。

6. 嫌いな人と比べてしまうのは「自分の価値観」に関係している

意外かもしれませんが、嫌いな人の成功が気になるのは、「自分が大事にしている価値観」とぶつかる部分があるからです。
例えば 「適当に仕事をしてるのに評価されてるアイツが許せない!」 というのは、 「努力した人が評価される公平感」の価値観がぶつかっているからです。

7. 劣等感だけでなく、優越感を感じたいときも比べる

自信がないとき、人は「自分のほうがマシ」と思える相手を無意識に探すことがあります。
これは、一時的な安心感を得るための心理的な防衛本能です。
「あの人よりはまだマシ」と思うことで、自己肯定感を維持しようとします。

人と比べることの5つのデメリット

1. 自己肯定感が下がる

他人と自分を比較すると、特に自分が劣っていると感じたときに自己肯定感が大きく低下します。
SNSや職場で他人の成功を見るたびに「自分はダメだ」と思い込んでしまうと、自己評価がますます下がり、心の負担が増加します。

2. 不必要なストレスが増える

比較するたびに「なぜ自分はできないのか」と悩むことで、ストレスが蓄積されます。
これが長期化すると、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼす可能性があります。

3. 自分の目標を見失う

他人の基準で自分を測っていると、本来の自分が目指すべきゴールを見失いがちです。
例えば、友人の成功に焦って、自分のやりたいことを後回しにしてしまうこともあります。

4. 人間関係が悪化する

他人を羨ましく思うことで、嫉妬や妬みの感情が生まれ、人間関係がギクシャクすることがあります。特に身近な友人や家族との比較は、関係にヒビを入れるリスクが高まります。

5. 自己成長が止まる

他人ばかり気にしていると、自分の成長に集中できなくなります。
「他人に勝つ」ことが目標になってしまい、本来の自己改善に取り組む余裕がなくなります。


人と比べることをやめるための6つの方法

1. 自分の軸を持つ(マイペースを大切にする)

他人と比べるのではなく、「自分はどうなりたいのか?」を考えましょう。
ゴールを自分で決めることで、他人の基準に振り回されなくなります。
例えば、「収入を上げたい」ではなく、「自分が満足できる生活を送るために、いくら必要か?」と考える。などです。

2. SNSの使い方を見直す

SNSは「編集された現実」だと意識することが大切です。もしSNSを見て落ち込むなら、一時的に距離を置くのも効果的です。
例えば、 SNSのフォローを見直し、ポジティブな気持ちになれるアカウントを優先する。などです。

3. 感謝の習慣を持つ

「自分には何があるのか?」に目を向けることで、他人との比較ではなく、自分の幸せに集中できます。 毎日寝る前に「今日よかったこと」を3つ書く(例:「おいしいコーヒーが飲めた」「友達と笑った」)。
スリー・グッド・シングスとは?|ポジティブ心理学で幸福感を高める方法

4. 過去の自分と比べる(成長を可視化する)

他人ではなく、過去の自分と比べることで、「自分は進んでいる」と実感できます。
例えば、 1年前の自分と比べて「できるようになったこと」を書き出す。などをするですね。
人と比べるではなく、過去の自分と比べる|自己成長を実感する方法

5. 嫌いな人の良いところを見つける

嫌いな人と比べてイライラするなら、「でも、この点はすごいな」と思える部分を見つけると、少し気持ちが楽になります。
無理に仲良くなる必要はなくても、「認める」ことで比較のストレスを減らせます。
マインドフルネスの態度『受け止める』とは?受け容れるとの違いと実践法

6. 「この比較に意味はある?」と自分に問いかける

比べてもモヤモヤするだけなら、その比較は意味がありません。
「これは本当に自分の成長につながる?」と考えてみると、無駄な比較を減らせます。
これは、「人と比べてしまうこと自体を情報としてとらえること」で、「感情ではなく、情報の取捨選択」として考えることができるからです。
これは、自己距離化マインドフルネスの効果が得られます。


まとめ:比べるのではなく、自分を大切にしよう!

人と比べてしまうのは、人間として自然なことです。しかし、他人と比較し続けることで自己肯定感が下がり、ストレスや焦りを感じてしまうのは本末転倒です。

大切なのは、他人と競うことではなく、自分自身の成長を実感し、昨日の自分よりも一歩前に進むことです。SNSや競争社会に影響されることなく、自分の価値観を大切にし、過去の自分と向き合うことで、心の平穏を取り戻せるでしょう。

小さな一歩でも良いので、自分らしさを取り戻すための工夫を日々実践してみましょう。

自分を責めない練習。あなたはそれでいい。: 自分でできるゼロ式セルフコンパッション

Amazonにて発売中
Kindle Unlimited:読み放題の対象(無料期間あり)

1.自己否定を手放し 自分を大切にする3つの秘訣
1-1.自己否定を手放す第一歩は「共感」
1-2.自己否定を手放すには回避ではなく「獲得」
1-3.心が軽くなる現実的思考「完璧より十分」
2.自分を思いやる心が育つ「セルフコンパッション」
2-1.セルフコンパッションとは?
2-2.セルフコンパッションの3つの要素
2-3.あなたのセルフコンパッションのスコアは?
3.セルフコンパッションの心が育つ5つのステージ
3-1.5つのセルフコンパッションステージの紹介
3-2.ステージ別のセルフコンパッションエクササイズ
3-3.【タイプ別】セルフコンパッションの5つのロードマップ
4.セルフコンパッションエクササイズ20
5.セルフコンパッションを習慣化する3つの極意
5-1.好きになるかは自由「心理的リアクタンス」
5-2.ポジティブな記憶が残る「ピークエンド効果」
5-3.週4回以上行うと「習慣化する」

自分を責めない練習。あなたはそれでいい。: 自分でできるゼロ式セルフコンパッション

メンタル改善
スポンサーリンク
shimonnogamiをフォローする
自己調律ライフノート
タイトルとURLをコピーしました