心を癒すセルフコンパッション名言10選。「誰かを愛するように自分自身に話しかけなさい」

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セルフコンパッションは、自分に対する思いやりや優しさを持つことを意味します。
これは、自己批判や自己否定ではなく、自己受容と自己慈悲に基づくアプローチをする心理学です。
心理学者クリスティン・ネフ(Kristin Neff)によって広められました。

セルフコンパッションは3つの要素から成り立っています。

1.自分に対する優しさ(Self-kindness)
困難な状況や失敗に直面したときに、自分に対して優しく接すること。
2.共通の人間性(Common humanity)
他の人々も同じような経験をしていると理解し、自分が孤立していないと感じること。
3.マインドフルネス(Mindfulness)
現在の瞬間をありのままに受け入れ、感情や思考を過剰に反応せずに観察すること。

セルフコンパッションのワークで一番おすすめはセルフコンパッション日記。
セルフコンパッション日記の書き方

野上しもん
・29年間の睡眠障害を克服
・5年以上のうつ病を克服
・上級睡眠健康指導士
・メンタル心理カウンセラー
・食生活アドバイザー
メンタルと睡眠のYouTube登録1万人
著書
眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」

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セルフコンパッション名言10選

「誰かを愛するように自分自身に話しかけなさい。」

テキサス大学教授ブレネー・ブラウンの名言です。
セルフコンパッションのすべてがふくまれた、すばらしい名言ですね。

自分に対する優しさを持つ:
誰かを愛するように自分自身に話しかける
共通の人間性:
愛する誰かと同じようにという意味合い
マインドフルネス:
愛する人に対するものと同じ態度で、自分と話す(今を大切にする)

※この補足は、僕がそう解釈しているという話で正解ではないです。名言は「本当は何を意味するのか?」ではなく、「読み手にとって、より良い解釈をする」のがおすすめです。

「不完全さは不十分さではありません。それは私たちが皆一緒にいることを思い出させるものです。」

またもやテキサス大学教授ブレネー・ブラウンの名言です。
共通の人間性は、自分を大切に考えるときに見落とされがちな要素に思いますね。

自分に対する優しさを持つ:
不完全で良いんだよというメッセージ
共通の人間性:
人はすべて不完全であり、人とのつながりを思い出す
マインドフルネス:
思い出す

「完璧である必要はなくなったので、善良になれるのです。」

小説家ジョン・スタインベックの名言です。

自分に対する優しさを持つ:
完璧ではない自分を受け入れることが、善良につながる
共通の人間性:
マインドフルネス:

完璧ではないことを受け入れる

※この名言の共通の人間性のように空白の部分もあります。

「自分を楽にしましょう。完璧な人間などいません。自分の人間性を優しく受け入れましょう。」

心理療法士デボラ・デイの名言です。

自分に対する優しさを持つ:
自分の人間性を優しく受け入れる
共通の人間性:
完璧な人間などいない
マインドフルネス:
自分を楽にする・受け入れる

 「人生で下すあらゆる判断の中で、自分自身に対して下す判断ほど重要なものはありません。」

心理療法士のナサニエル・ブランデンの名言です。

自分に対する優しさを持つ:
自分自身の優先順位を高くする
共通の人間性:
マインドフルネス:
自分自身に対して判断を下すが、ややマインドフルネス

「私を落ち込ませることができるのは私自身だけであり、私はもう自分自身に落ち込ませるつもりはありません。」

詩人C. ジョイベルの名言です。
ちょっと回避行動になっているのが気になるぐらいです。
言葉の内容だけを見ると、「孤独感を抱えたままの人なのかな?」と思いますが、感情コントロールは自分に中にあること、という意味で名言だと思います。

自分に対する優しさを持つ:
私はもう自分自身に落ち込ませるつもりはありません
共通の人間性:
マインドフルネス:
私を落ち込ませることができるのは私自身だけ(反応に関するところ)

「自分を受け入れ、自分を愛し、前進し続けてください。飛びたいなら、重荷となるものを手放さなければなりません。」

作家ロイ・T・ベネットの名言です。
「自分を大切にする系の名言」は、やや自分によりすぎているため共通の人間性が弱いことが多いです。
「それでもいいのでは?」と思うかもしれませんが、そのまま受け取ると「自分と他人」を分けすぎてしまって、孤独感を抱えやすくなります。

自分に対する優しさを持つ:
自分を愛す。重荷となるものを手放す。
共通の人間性:
マインドフルネス:
重荷に気づくこと

「神は誰も救わない、自分を救えるのは自分自身だけだ。死ぬのは自由だ、逃げることは出来る。お前が死んでも何も変わらない。だが、お前が生きて変わるものもある」

漫画最遊記の玄奘三蔵のセリフ。好きな漫画から印象が残っているものです。
考えが仏教がもとになっているだけであって、深さがあります。
言葉がキツメに聞こえるかもしれないんですが、意識が変えるときに「自分と響く言葉の矛盾感(認知的不協和)」があると、認知的不協和の解消によって、価値観がガラリと変わることがあります。
このセリフだと、「自分を大切にする」とは「感覚的に矛盾を感じる言葉」が入っています。

自分に対する優しさを持つ:
自分を救えるのは自分自身だけ。
共通の人間性:
お前が生きて変わるものもある。
マインドフルネス:
選択肢の決断。

※「自分自身だけ」は共通の人間性ではマイナスですが、「お前が生きて変わるものもある」につながります。「自分を救うことで、世界(人間)とのつながりも分かる系」です。

 「自分自身に忍耐強くありなさい。自己成長は繊細なものであり、神聖な領域です。これ以上の投資はありません。」

「7つの習慣」著者スティーブン・コヴィーの名言。

自分に対する優しさを持つ:
忍耐と言っていますが、容認と捉えてます。
共通の人間性:
マインドフルネス:
繊細なもの(壊れやすいものほど人は大切にする)

「私たちが自分自身に思いやりを示すとき、私たちは心を開き、人生を変えることができるのです。」

最後はセルフコンパッションの権威である心理学者クリスティン・ネフの名言。
一見、私に寄っていて共通の人間性がないかのように見えるかもしれません。
でも、主語がすべて「私たち」にすることで、メッセージ全体が人間性の共通になっています。

最初のテキサス大学教授ブレネー・ブラウンの名言は、とてもストレートで分かりやすい名言でした。その言葉だけでセルフコンパッションのワークになるほどです。
クリスティン・ネフのこの言葉は、具体的ではないですが、本質です。(だから、あいまい(抽象的)に聞こえる)
具体性は、行動するときには大事。そして、あいまいさは、方向性を指し示すときに重要です。

自分に対する優しさを持つ:
私たちが自分自身に思いやりを示すとき
共通の人間性:
私たち
マインドフルネス:
私たちは心を開き

マインドフルネスを高めるにはRAINメソッドをすると、マインドフルネスを見失わない。
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