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筋肉トレーニングは筋肉成長の目的別によって、強度×回数×セット数×休憩時間が違う

筋トレの効果は、目的によってトレーニング方法が大きく変わります。
「筋肉を大きくしたい」「力を強くしたい」「長時間動ける体にしたい」など、狙いによって最適な回数・セット数・休憩時間は異なります。
本記事では、筋肥大・筋持久力・筋力・パワーの目的別に、適切なトレーニング条件をわかりやすく解説します。

メンタルコーチしもん
・コーチ/講師/作家
・29年間の不眠症を克服
・5年間の双極性障害を克服
・38歳から運動を開始|マラソン完走&800m優勝
・41歳でレッグプレス137kg達成(体重50kg)
・相談実績1,000件超 ・書籍4冊出版(読者2,000人超)
「自分を再設計し、人生を立て直した体験と知識」を伝えています。
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【筋トレ目的別】強度×回数×セット数×休憩時間

参考:アメリカスポーツ医学会

トレーニング目的負荷(1RM比)回数(RM)セット数休憩時間備考
筋力高負荷(80~100%)1~6回3~5セット3~5分多関節エクサ推奨、中~遅収縮速度
筋肥大中~高(67~85%)6~12回3~6セット1~2分ボリューム重視、中程度の速度
筋持久力軽~中(40~60%)13回以上
※15回以上で筋持久力に特化
2~3セット30〜60秒(最大でも90秒未満)高反復、短い休憩
初心者の導入約60~70%8~12回1~2セット1~2分初期段階の基本負荷設定
パワー(上半身)軽~中(30~60%)少数(爆発的)3~5セット3~5分高速収縮速度
パワー(下半身)軽~中(30~60%)少数(爆発的)3~5セット3~5分高速収縮速度
トレ頻度:初心者週2~3日全身分割でも可
トレ頻度:中級者週3~4日
トレ頻度:上級者週4~5日分割法(部位別)併用可

【筋トレ】筋肉成長4つの種類

1.筋肥大(Hypertrophy)とは?

筋肥大とは、筋肉のサイズ(断面積)を大きくすることです。
見た目の筋肉量を増やしたい人に適しています。
一般的に筋トレと言えば、筋肉を大きくする筋肥大を目的にしている人が多い印象ですね。
鍛え方としては、中~高負荷で6~12回程度行える重量を使い、筋繊維に微細な損傷を与えることで成長を促します。

2.筋持久力(Muscular Endurance)とは?

筋持久力とは、筋肉のスタミナです。
具体的には軽~中程度の負荷長時間反復できる力です。
スポーツや日常生活で筋肉を長時間使い続ける能力を高めたい人に有効です。ボクシング、マラソン、登山などですね。
鍛え方としては、15回以上の高回数を短い休憩で行う。軽めの重量を使ってフォームを崩さず継続するのがポイントです。13~15回は筋肥大と筋持久力の中間(筋持久力寄り)です。

3.筋力(Strength)とは?

筋力とは、1回でどれだけ重いものを動かせるかの力です。
最大出力を必要とする場面(パワーリフティング、重労働など)で活かすことができます。
鍛え方は、高負荷×低回数(1~6回)が基本。筋肥大よりも神経系の適応が重要になります。
私が体重50キロでチェストプレス107キロ、レッグプレス137キロできるのは筋力を中心に鍛えた為です。

4.パワー(Power)

瞬間的に力を発揮する能力(筋力 × スピード)のことです。
ジャンプ、スプリント、投げる動作など爆発的な動作を改善したい人に適していています。
鍛え方としては、比較的軽めの負荷高速で挙上し、神経系と反応速度の向上を狙います。

種類主な目的負荷回数速度・特徴
筋肥大筋肉を大きくしたい中〜高6~12回中速・ボリューム重視
筋持久力長く動き続けられる筋肉にしたい軽〜中15回以上低負荷・高回数
筋力最大の力を出したい1〜6回高負荷・神経系適応
パワー素早く大きな力を出したい軽〜中少数(爆発的)高速・瞬発力強化

まとめ:目的に応じた筋トレが成果を左右する

筋トレは「何を目指すのか」によって、そのやり方が大きく変わります。
筋肥大・筋持久力・筋力・パワーの違いを理解することで、自分に最適なトレーニング方法を見つけることができます。
効果的に体を変えていくためには、目的に合わせた強度・回数・セット数・休憩時間の調整が不可欠です。

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