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【2010年】森林浴での行動が心身のリフレッシュで最強の環境なのか?

「森林浴」
森の中で深呼吸したり散歩するだけで、私たちの体と心がリフレッシュされるという考え方です。
日本全国24カ所の森林で行われた実験により、森林浴が本当にストレスを軽くし、リラックス効果を高めることが科学的に証明されました。

参考:【2010年】森林浴の生理学的効果:日本全国24の森林におけるフィールド実験からの証拠

【研究や論文は、chatGPTに著作権に配慮して、要点をまとめてもらっています。緑のメモは僕の意見・感想です】

メンタル
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結論

実験の結果、森林浴をすることで、
✅ ストレスホルモン(唾液中コルチゾール)が約15%減少
✅ 脈拍数・血圧が低下
副交感神経が活性化し、リラックス状態が高まる
などの生理的な効果が確認されました。
これにより、森林浴は健康維持やストレスケアに有効な方法だといえます。

ストレスに関しては自然環境は最強ですね。
何をするにしても自然の中で行う習慣をつけると良いですね。課題は、自然環境を作る・探すですね。


内容の信頼性

信頼性:10点満点中 9点
理由:本研究は国内24カ所で延べ280名を対象にフィールド実験を行い、血圧・脈拍・ホルモンなど複数の指標を用いた信頼性の高いデータに基づいています。

血圧、脈拍、ホルモンなど客観的な計測は、主観的な計測よりも信頼性が高いと感じます。
内容も森林浴という、個人差が生まれにくい行動ですし。


何の研究か?

「森林浴の生理学的効果」を日本全国24カ所の森林で、都市環境と比較する形で実際に人を被験者として実験したものです。
森林で散策や景観鑑賞をした際の体内ホルモン、血圧、脈拍、心拍変動を測定し、どのようにストレスが和らぐかを調べました。


研究した理由は?

近年、都市生活者のストレスや心身の不調が問題となっています。
人間は長い進化の歴史の中で自然環境に適応してきたため、森などの自然環境が私たちのリラックスに役立つのでは?と考えられました。
それを科学的に証明することで、健康づくりや予防医学に役立てようと研究が進められました。

週1回は自然環境のある場所に訪れたいですね。私の地域は自然が多いので助かっています。


結果はどうだったか?


唾液中コルチゾール(ストレスホルモン)の減少

唾液中コルチゾールは「ストレスレベルのバロメーター」とも言われ、ストレスがかかると分泌量が増えます。
森林浴の実験では、被験者が約15分間の森林散策をした後に唾液を採取して分析したところ、平均で15.8%もコルチゾール濃度が低下していました。
これは同じ条件で市街地を散策した場合より明らかに大きな減少です。
つまり、森の中を歩くだけでストレスホルモンの分泌が抑えられることがわかりました。

15分でというところが、すごいですね。


脈拍数の低下

脈拍数はストレスや緊張が高まると速くなり、リラックスすると遅くなります。
実験では、森林の景色を約15分間静かに観賞した後、被験者の脈拍数が平均6.0%減少していました。
これは「心臓の負担が減り、落ち着いている」状態を示しており、森の風景を眺めるだけでも副交感神経が優位になることがわかります。


収縮期血圧の低下

血圧の中でも特に収縮期血圧(上の血圧)はストレスの影響を受けやすい指標です。
森林で景色を観賞した後は平均1.7%低下、さらに散策した後は平均1.9%低下しました。
例えば、もともと上の血圧が120mmHgの人なら、散策後には118mmHg程度まで下がる計算です。
わずか数ポイントの変化ですが、心臓や血管への負担を減らすにはとても意味のある結果です。


副交感神経活動(リラックス状態を示す)の増加

副交感神経は「休息モードのスイッチ」。
これが活発になると心拍数が落ち着き、体が回復モードに入ります。
実験では、心拍変動(HRV)のHF成分という指標で副交感神経の活動を計測したところ、
森林環境では平均で1.5倍(50%以上増)に増加していました。
つまり、森の中にいるだけで体がリラックスモードに切り替わりやすくなります。

森林環境がリラックスをもたらすのは、個人的には不思議な印象です。
人間の本能的に視界が悪いところはリラックスしにくい印象があるからです。と、思うのは現代人ならではの考え方なんでしょうか。自然と共に生きてきた人間にとって、森林は視界がそれほど悪いこともなく、音などで外敵を知れる環境でもあるんでしょうかね?


心理テスト(POMS)の結果

POMS(Profile of Mood States)は気分の変化を細かく測れる心理テストです。
この実験では

  • 緊張・不安:大幅に減少(森林では−1.1ポイント、都市では+3.5ポイント)
  • 怒り・敵意:減少(森林では−0.2ポイント、都市では+1.0ポイント)
  • 疲労感:減少(森林では−3.1ポイント、都市では+1.8ポイント)
  • 混乱感:減少(森林では−1.0ポイント、都市では+1.8ポイント)
  • 活力:増加(森林では+1.9ポイント、都市では−1.9ポイント)

森の景色を眺めたり散策することで、
不安・イライラ・疲れなどネガティブな気分が和らぎ、
逆に元気が湧いてくる効果があることが、心理面でもはっきり示されました。

心理テストも行っていたんですね。客観的だけではなく、主観的な効果もあり、気分改善効果は強そうですね。

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