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横断研究とは?

横断研究(cross-sectional study)は、ある集団について、ある一時点で「要因」と「結果」を同時に調べる研究方法です。

たとえば、1,000人を対象に現在の「運動習慣」と「高血圧の有無」を調査し、運動習慣がある人とない人で高血圧の割合を比較する研究が横断研究です。

特徴は次のとおりです。

  • ある時点の集団の状態を「スナップショット」のように調べる
  • 病気の有病率などを調べるのに向いている
  • 比較的短期間・低コストで実施できる
  • 要因と結果を同時に測定するため、どちらが先に起こったのか分かりにくい
  • そのため、因果関係を証明するのにはあまり向いていない

たとえば「睡眠時間が短い人ほど抑うつ症状が多かった」という横断研究があっても、睡眠不足が抑うつ症状を引き起こしたのか、抑うつ症状によって睡眠時間が短くなったのかまでは判断しにくい、ということです。

対して、同じ人を数年間追跡して変化を見るのが縦断研究です。

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