今回は、うつ病の人がお風呂に入るための方法についてお話しします。
僕自身もうつ病だった時、お風呂に入るのがとても大変でした。1週間や2週間、さらには2〜3ヶ月も入れないことがありました。そのため、同じように悩んでいる方々に向けて、僕の経験と対策をシェアしたいと思います。
本記事内容のYouTube動画のコメント
お風呂は、かなり面倒に思います。シャワーに入るのも勇気が入ります。入ってしまえば、大丈夫なんですが。しもんさんの話し方は穏やかで分かりやすく、そんなダメな自分を包み込んで、少しずつ段階的にやっていけば良いんだと思わせてくれました。他の人に話したところで、誰も良いアドバイスをくれませんでした。また軽蔑されるだけなので言いづらい悩みです。ありがとうございました
自分を責めない
お風呂に入れないと、自分を責めがちです。「なんでまた入れなかったんだ」「自分は汚いままだ」と思ってしまうことが多いです。しかし、自分を責めることで、お風呂に入ることへのプレッシャーやストレスが強まり、ますます入りにくくなります。まずは、自分を責めることをやめ、お風呂に対するプレッシャーを減らすことが重要です。
小さなステップを踏む
お風呂に入る回数を徐々に増やすことがポイントです。例えば、1週間に1回お風呂に入ることから始め、その後2回に増やしていくようにしましょう。入れなかった日があっても、次の日にチャレンジすれば良いのです。
セルフケアとしてのお風呂
お風呂に入ることを、他人のためではなく自分のためのセルフケアとして捉え直すことが大切です。以前の僕も、お風呂に入らなければならないと感じていたため、負担に感じていました。しかし、「自分を大切にするためにお風呂に入る」という意識に変えることで、入りやすくなりました。
小さな目標を設定する
お風呂に入るのは段階的なプロセスです。例えば、「今日はお風呂に入る気がない(LV1)」から「お風呂に入ろうと思うが入れない(LV2)」、そして「お風呂に入ろうと思い、実際に入れる(LV3)」という段階を経ていきます。どの段階でも自分を認め、褒めることが大切です。
カレンダーを活用する
お風呂に入れた日にはカレンダーに◎をつけ、入ろうと思ったが入れなかった日は〇をつけましょう。このように記録することで、少しずつお風呂に入る回数が増えていく感覚を持てます。
お風呂場に慣れる
お風呂に入らない日でも、お風呂場に行ってみて深呼吸をしたり、リラックスする練習をしてみましょう。お風呂場を単なる家の一部として再認識することで、恐怖感を和らげることができます。
アラームを設定する
何時にお風呂に入るかを決めてアラームを設定しましょう。時間を決めてしまえば、悩む時間が減り、行動しやすくなります。例えば、20時にお風呂に入ると決めてアラームをセットし、その時間になったら入るかどうかを判断します。
まとめ
うつ病でお風呂に入るのが難しいと感じるのは自然なことです。無理をせず、自分を責めずに、少しずつお風呂に入る回数を増やしていきましょう。心地よさを感じる行動を見つけることで、少しずつ楽しさや気持ち良さを見つけていくことができます。