【しもんさんはどうして頑張れるんですか？の質問に対して。】
僕の中では、「がんばっている」という感覚をあまりないことが多いです。 忍耐力や根性（？）を使わないことを意識しています。 この２つを使うことは続かないからです。
※忍耐力や自律心の強みがある人は、この手のものは強い
僕の基本的な考えは
・しんどいこと → 「楽にする」か「やめる」
・やりたいこと → 「楽しくしていく」
この２つはメインなので、「がんばっている」と言われると、どう答えたら良いか悩みますね。
野上しもん
・29年間の睡眠障害を克服
・5年以上の双極性障害とうつを克服
・上級睡眠健康指導士
・メンタル心理カウンセラー
・食生活アドバイザー
・YouTube登録1.2万人以上
著書
・眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
・脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
・12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」
がんばるとはなんだろう？ ゲームすることは「がんばること」？
がんばるの意味によりますよね。
テレビゲームやスマホゲームや漫画を読んでいることを「がんばっている」とはあまり言わないですよね。
でも、「読書をする」というと、「がんばっている」と言うことがあります。
「旅行をする」と「買い物に行くこと」を「がんばっている」とはあまり言いません。
でも、「運動をする」と言うと「がんばっている」と言うことがあります。
だけど、それぞれ労力はあまり変わらないんですよね。
コンビニに行くのも、散歩するのも同じです。
このあたりを認知の捉え方を変えると、がんばることが減っていきます。
人間が持っている感情や本能をうまく使う感じです。
少しずつできることが増えてくるので、「がんばった人感」がでてきます。
昔、ドラゴンクエストというゲームをしていたんですが、考え方は同じです。
少なくともテレビゲームをして楽しめた人は、いろんなことが楽しむ力があります。
ドラゴンクエストでしんどいことがあったら
「楽にする」 → 「攻略本を見て、プレイする」
これが今だと、「知識を見て、使う」です。
「やめる」 → 「イベント全部見るのはしんどいから、メインだけクリアしよう」
これが今だと、「完璧主義をやめる」です。
あと、ドラクエって楽しいですよね。
①レベルがあがって、数値が増える
②魔法や技を覚えて、できることが増える
③物語が進むにつれて、行ける場所が増えて、世界が広がっていく
④ストーリーが面白くて、エンディングが見たい
他にもいろいろ面白いところがあります。
これを現実に置き換えていきます。
①自分のしていることで「数値があがっていくものを記録する」
②自分がやりたいことを向けて「できることを増やしていく」
③新しいことを少しずつして「世界を広げていく」
④自分が望む目標を作って「エンディングに向かっていく」
このあたりの「自分が喜ぶポイント」を、取り入れていくと「楽しんでできる」ようになります。
でも「どうすればこれを現実で使えるんだ？」と悩んだら
ドラクエが流行る＝多くの人が使える知識＝研究している人がいる。
これでまた、「攻略本を見て、プレイする」につながりますが、研究している人の方法を使う流れです。
※これはゲーミフィケーション
なので、僕の生き方は
「誘惑に弱く甘えたがりな自分を、楽しませて育てて喜ばせてあげる育成ゲーム」という感覚です。
僕の強みは「考える力」。弱みは「体とメンタルが弱すぎること」。
このキャラクターをどう育てていくかが、僕の人生ですね。
しもんは「がんばっているのか？」
実は「がんばる」という言葉が最近よくわからないところがあります。
一生懸命になることが「がんばる」なら、がんばっていると思います。
ただ、昔は「ゲームすること」にのめり込んでいても、「しもんはがんばっていない」と言われていたので違和感があります。
ちなみに、フルマラソンのレースそのものは、忍耐力をすごく使っていたので、「がんばっている」ものでした。
どう工夫しても忍耐力を使う場合は、やめることがほとんどです。 ただ、ランニングは楽しめたので、「5キロ以下のレースに限定する」というのが、今の楽しみ方です。
何かをはじめるときは分からないことが多かったり、レベルが低いので「がんばっている」と思います。これもドラクエと同じですね。
