カフェインとは?効果・半減期・適切な摂取量を徹底解説!

※アフィリエイト広告を利用しています

プロフィール画像

執筆者:メンタルコーチしもん
・メンタルと睡眠の専門家 / 作家 / 講師
YouTube登録者数1.4万達成
・5年以上の双極性障害とうつを克服
・29年間の睡眠障害を克服
・IQ上位0.1%『GIFTED EYES』メンバー
・上級睡眠健康指導士
著書
眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」

「朝のコーヒーがないと目が覚めない…」そんな経験はありませんか?
コーヒーや紅茶、エナジードリンクに含まれるカフェインは、眠気を覚まし、集中力を高めることで知られています。しかし、その一方で「飲みすぎると眠れなくなる」「疲れやすくなる」といったデメリットも耳にします。

本記事では、カフェインの効果や注意点、適切な摂取方法について詳しく解説!
「カフェインと上手に付き合うコツ」を知り、毎日の生活に役立てましょう。

カフェインとは?

カフェインは、コーヒーや紅茶、エナジードリンク、チョコレートなどに含まれる天然の成分で、主に中枢神経を刺激する作用があります。
私たちが朝にコーヒーを飲んで「目が覚める!」と感じるのは、このカフェインの覚醒作用によるものです。
※カフェインは起床後2時間以降がおすすめ。

カフェインの主な効果

カフェインは適量であれば、以下のようなメリットをもたらします。

覚醒作用(眠気覚まし)

カフェインは脳のアデノシン受容体をブロックし、眠気を感じにくくします。
これにより集中力が向上し、作業や勉強の効率がアップします。
アデノシンとは?睡眠と健康への影響、効果的な使い方を徹底解説

持久力向上

運動前にカフェインを摂取すると、疲労感を軽減し、持久力を向上させる効果があります。
そのため、スポーツ選手やトレーニングを行う人々にも人気です。

脂肪燃焼効果

カフェインには脂肪を分解し、エネルギーとして利用しやすくする働きがあります。
ダイエットのサポート成分としても注目されています。

カフェインの摂取量と注意点

カフェインは適量ならばメリットが多いですが、過剰摂取すると健康に悪影響を及ぼすことがあります。

過剰摂取によるリスク

  • 不眠症:夜にカフェインを摂りすぎると、寝つきが悪くなります。
  • 動悸・めまい:心拍数が上がりすぎることがあります。
  • 依存性:長期間大量に摂取すると、カフェインに依存してしまうことも。

1日の推奨摂取量

健康な成人であれば、1日400mg(コーヒー約4杯分)までが適量とされています。
ただし、カフェインの耐性には個人差があるため、自分の体調を見ながら調整しましょう。

アメリカコロラド大学の体内時計とカフェインの研究では、就寝時刻の3時間前にWエスプレッソを1杯分に相当するカフェインを取ると、体内時計の位相が40分遅れたと報告しています。
体内時計の位相が遅れてしまうので、翌日以降も体内時計が遅れてしまいます。

カフェインを含む代表的な食品・飲料

食品・飲料カフェイン含有量(100mlあたり)
コーヒー約60mg
エスプレッソ約200mg(1ショット)
紅茶約30mg
エナジードリンク約32〜80mg
コーラ約10mg
ダークチョコレート約20mg

カフェインと上手に付き合うコツ

  • 朝や昼に摂る:夜遅くにカフェインを摂ると睡眠に悪影響を及ぼすため、できるだけ午前中や昼間に摂取するのがおすすめです。
  • 水分をしっかり摂る:カフェインには利尿作用があるため、水分補給を忘れずに!
  • 適量を守る:自分の体調に合わせて、無理なく適量を守りましょう。

カフェインの半減期

カフェインの半減期3〜7時間 です。これは、体内に摂取されたカフェインの量が半分に減るまでの時間を指します。
ただし、カフェインの半減期は 個人差 が大きく、以下の要因によって変わります。

カフェイン半減期に影響を与える要因

年齢:高齢になるほど代謝が遅くなり、カフェインが体内に長く残りやすい。
遺伝:カフェインの分解速度は遺伝的に異なり、代謝が速い人と遅い人がいる。
妊娠:妊婦はカフェインの代謝が遅くなり、半減期が 8〜16時間 に延びることがある。
肝機能:肝臓の機能が低下していると、カフェインの分解が遅くなる。
喫煙習慣:喫煙者はカフェインの代謝が 約50%速く なり、半減期が短くなる。
薬の影響:一部の薬(経口避妊薬、特定の抗生物質など)はカフェインの分解を遅くする。

カフェインが完全に抜けるまでの時間は?

カフェインが 体内からほぼ完全に抜ける までには、半減期の約5倍(15〜35時間) かかります。

例:

  • 午前8時に200mgのカフェインを摂取(コーヒー2杯分)
  • 約5時間後(13時) → 100mg(半減)
  • 約10時間後(18時) → 50mg
  • 約15時間後(23時) → 25mg
  • 約20時間後(翌朝4時) → 12.5mg

そのため、夕方以降にコーヒーを飲むと、睡眠に影響する可能性がある ので、注意が必要です!

カフェインクラッシュとは?

カフェインクラッシュとは、カフェインを摂取した後に、一時的なエネルギーの増加を感じた後、急激な疲労感やエネルギーの低下を経験する状態を指します。
特にカフェインの効果が切れた際に起こりやすく、体が再び疲労を感じ始めるのです。
カフェインクラッシュとは?原因と回避するための具体的な方法を徹底解説!

まとめ

カフェインは眠気覚ましや集中力アップ、脂肪燃焼などのメリットがありますが、過剰摂取には注意が必要です。
適量を守って上手に付き合いながら、毎日の生活に役立てていきましょう!

タイトルとURLをコピーしました