創傷治癒(そうしょうちゆ)とは、
傷ついた皮膚や組織を身体が修復し、傷を閉じて機能を回復させる一連の過程です。
一般に、次の段階で進みます。
- 止血期
血管が収縮し、血小板や血液凝固によって出血を止めます。 - 炎症期
白血球などが傷口に集まり、細菌や壊れた組織を除去します。赤み、腫れ、熱感などがみられる時期です。 - 増殖期
新しい血管や組織(肉芽組織)が作られ、皮膚の細胞が傷口を覆っていきます。 - 成熟・再構築期
コラーゲンが組み替えられ、傷跡の組織が徐々に強くなります。この過程は数か月〜1年以上続くことがあります。
つまり、「傷がふさがる」だけでなく、止血・炎症・組織形成・再構築まで含めた修復過程全体を創傷治癒と呼びます。

