ある特徴をもつ集団(コホート)を一定期間追跡し、ある要因への曝露と、その後の病気などの結果との関係を調べる研究方法です。
たとえば、喫煙と肺がんの関係を調べるなら、
- 喫煙者の集団
- 非喫煙者の集団
を数年間追跡し、それぞれで肺がんを発症した割合を比較します。
コホート研究では、基本的に原因・要因 → 結果という時間の流れに沿って観察します。
そのため、発症率や相対リスク(リスク比)を求めやすいのが特徴です。
10年間追跡した結果、
- 喫煙者1,000人中100人が肺がんを発症
- 非喫煙者1,000人中20人が肺がんを発症
なら、
相対リスク = 10% ÷ 2% = 5
となり、「喫煙者では非喫煙者の5倍、肺がんを発症していた」と評価できます。
なお、コホート研究には、現在から将来を追う前向きコホート研究と、過去の記録を用いて追跡する後ろ向きコホート研究があります。

