【2023年研究】顔の見た目年齢が健康のものさしになる。「顔の老化が人体の全身の老化をどの程度反映しているか…」

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「British Journal of Dermatology(BJD)」という学術誌のウェブサイト
顔の若々しさと加齢に伴う病気の関連性についての研究内容を説明しています。
主なポイントは以下の通りです(概要はChatGPTまとめ)

野上しもん
・29年間の睡眠障害を克服
・5年以上の双極性障害とうつを克服
・上級睡眠健康指導士
・メンタル心理カウンセラー
・食生活アドバイザー
YouTube登録1.2万人以上
著書
眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」

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背景と目的:

実年齢より老けて見えることは死亡率の上昇と関連しているが、顔の若々しさが具体的な病気とどう関連しているかは不明だった。

本研究の目的は、知覚年齢(PA)と実年齢の差(ΔPA)を用いて、顔の若々しさがどの程度全身の老化を反映しているかを調査すること。

知覚年齢は、他人から見て「何歳に見えるか?」ですね。
今回であれば、顔の見た目年齢。

方法:

オランダのロッテルダム研究のデータを使用し、51.5〜87.8歳のヨーロッパ系男女2679人の顔写真を基にPAを評価。

PAと実年齢の差(ΔPA)を計算し、ΔPAと心血管、肺、眼科、神経認知、腎臓、骨格、聴覚の加齢関連疾患との関連性を調べた。

結果:

年齢に対して若く見えると、骨粗鬆症、慢性閉塞性肺疾患、加齢性難聴、白内障のリスクが低いことがわかった。

全般的な認知機能も優れていることが観察された。

見た目年齢から、その人の健康がざっくりわかっちゃうんですね。
確かに、健康な人は若々しく見えますし。認知能力も高い印象ですよね。

結論:

PAはさまざまな疾患や認知機能の向上と関連しており、人間の顔に全身の老化や認知の老化がある程度現れることを示唆。

若々しい外見を維持することは、より良い心理社会的幸福にもつながる可能性がある。

病気や怪我などの例外はおいといて、アンチエイジングしとけば全体的な健康レベルはあがるって感じですね。認知機能については、「自分が若い」「エネルギッシュだ」と思えることで認知活動が増えるとかもあるかもしれないですね。

研究の追加情報:

この研究は、40歳以上の男女の大規模なサンプルを対象に、若く見えることと複数の臓器レベルでの全身老化の指標の低下との相関を示した。

この研究は、若々しい外見が健康や罹患率、さらには全身の老化や認知機能の向上に関連していることを明らかにしています。これにより、見た目の年齢が健康のバイオマーカーとして使用できる可能性が示唆されています。

認知や臓器レベルまで反映してるんだから、すごいですね。
もちろん、炎症マーカーなどのほうが正確でしょうが、費用をかけずに確認できるのはありがたいです。まわりから「最近、老けたね」と言われたら、健康にまず意識を向けたほうが良さそうですね。健康に気を使っている場合、「最近若く見えるね」と言われると、良い方向に進んでいると判断して良さそうです。
40歳以上がサンプルなんですが、40歳未満でも「老けてきた」は注意ですね。ただ、老け顔かどうかはあると思うので、1年前や1か月前の自分と比べて、というのが良さそうです。
僕自身の経験だと、不健康状態から健康になっていくと実年齢で10歳分ぐらい変わった印象ですね笑
35歳のときに、見た目年齢40歳ぐらい
40歳のときに、見た目年齢35歳ぐらい。の印象らしいので。

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