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ケニア式走法とは?自然に前に進むランニングフォーム

最近の走りに「伸び悩み」や「ケガの多さ」を感じていませんか?私自身、長年市民ランナーとして色々なフォームを試してきましたが、行き着いたひとつのヒントがあります。それが――ケニア式走法です。

ケニアといえば、長距離種目の金メダル常連国。高地トレーニングや優れた心肺能力もよく語られますが、実は「走り方そのもの」に彼ら独自のメソッドがあるんです。

今回は、ケニア式走法の特徴を紹介しながら、「なぜ彼らが速いのか」を、実践的な視点で深掘りしていきます。


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しもん
メンタルと睡眠の専門家 / 作家 / 講師
上級睡眠健康指導士
29年間の睡眠障害を克服
5年以上の双極性障害とうつを克服
YouTube登録者数1.6万達成
IQ上位0.1%『GIFTED EYES』メンバー
著書
🆕自分を責めない練習。あなたはそれでいい
眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」

自然に前に進む「ナチュラルな前傾姿勢」

ケニアのランナーを見ていて最も印象的なのが、「無理なく、でも確実に前に進んでいる」フォーム。
その鍵が、全身を使ったナチュラルな前傾です。

ポイントは、「腰から折れ曲がる前傾」ではなく、足裏の重心移動とともに体全体が少しずつ前に傾くこと。背中は自然にまっすぐ、肩は脱力。見た目には力強いのに、どこか軽やかなんですよね。

トレーニングでは、その場足踏みしながらの腕振りドリルがオススメ。うまくできると、「腕を振っていたら、自然に前に出ちゃった!」という感覚が掴めます。


「かかと着地」は卒業!ミッドフット or フラット接地を意識

市民ランナーにありがちなヒールストライク(かかと着地)。これ、実はブレーキをかける動作なんです。ケニア式では、足の中間~前足部(ミッドフットまたはフラット)での着地が基本。

これにより、地面からの反発力(地面反力)をよりスムーズに活用でき、脚への衝撃も軽減されます。速く走るだけでなく、ケガの予防にも効果的です。


回転数(ピッチ)を上げて、楽にスピードアップ

「もっと速く走りたい」と思った時、ストライド(歩幅)を広げようとしていませんか?実は、ケニア式ではピッチ=回転数を上げることを優先します。

理想は1分間に180〜190歩。このテンポで走ることで、地面接地時間が短くなり、疲れにくい走りが実現できます。


上半身は「脱力」が正解。肩の力を抜こう

フォーム改善と聞くと「姿勢を正そう」と力が入ってしまいがちですが、ケニア式は違います。とにかくリラックス。特に、肩と腕の力を抜いて、自然な腕振りを意識しましょう。

肘は軽く曲げ、手の位置は胸の下あたりを基準に。無駄な動きや力みがないか、定期的に自分でチェックするクセをつけるのがポイントです。


骨盤の前傾が、ストライドを自然に伸ばす

これは少し意識が難しいかもしれませんが、ケニアの選手たちは骨盤をわずかに前傾させた状態で走っています。これにより、脚の引き上げがスムーズになり、自然とストライドも伸びるようになります。

お腹の下あたりに軽く力を入れて、体幹を安定させつつ骨盤を前に傾ける。慣れないうちは鏡の前でフォームチェックするのも◎。


地面反力を「跳ねる」ではなく「押し進む」

走るとき、「ジャンプしてる」ような感覚になっていませんか?ケニア式では、地面をしっかりと「押して」進む意識が重要。脚力ではなく、体全体のバネ(バイオメカニクス)と重心の前方移動を意識します。

この感覚を掴むには、軽い坂道での走り込みも有効ですよ。


「リズム」こそ最強の武器。瞑想状態で走る

最後に、ケニアの選手たちが最も重視するのが「リズムと集中」です。呼吸、足の動き、腕振りがすべてひとつのリズムでつながることで、彼らはまるでトランス状態=深い集中の中で走っているように見えます。

これは練習で自然と身についていく感覚でもあり、心地よいランニングフローに入ることで、走る楽しさそのものが変わってきます。


今日から始める「ケニア式」への第一歩

いかがでしたか?
ケニア式走法は、単なるテクニックの集まりではなく、**自然体で効率よく走るための「哲学」**とも言えます。今のフォームにちょっとでも違和感があるなら、ぜひ一度試してみてください。

あなたの走りが、もっとラクに、もっと楽しくなるはずです!

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