寝る前に5分の空気の入れ替えをすることで、二酸化炭素濃度が下がり、眠りやすくなります。
二酸化炭素濃度が高いと、睡眠に悪影響を与えるんですが、二酸化炭素濃度を下げる方法が空気の入れ替えだからです。
デンマーク工科大学によると、
二酸化炭素濃度が750ppm以上の場合、睡眠に悪影響を与える可能性がある。とのことです。
もちろん、二酸化炭素濃度が高まれば高まるほど、睡眠への悪影響どころ
か、翌日の体調まで悪影響を与えます。
https://www.dtu.dk/english/newsarchive/2023/05/ventilate-your-bedroom-at-night-you-perform-better-the-next-day
一般的な室内は1,000ppmぐらいと言われているため、空気を入れ替える習慣をつけないと、自然と睡眠に悪影響がでてきます。
特に大人2人以上が部屋にいる場合などは、呼吸などの関係もあり、より二酸化炭素濃度があがります。
日本住環境株式会社によると、室内の二酸化炭素濃度の基準は1,000ppm以下です。
つまり、750ppmを超えている家もかなりあると考えられます。
家族が多ければ多いほどですね。
空気の入れ替えをする具体的な方法
シンプルですが、「窓を5~10分開けること」です。
窓を5~10分開けるだけでも、部屋の空気はかなり入れ替わると言われています。
このとき、カーテンでふさがないことが重要です。
エアコンでも、換気効果はあるのですが、効果は薄めです。
もちろん、エアコンによっては喚起効果がとても高いものもあるかもしれません。
換気扇を長い時間回しておくのも、ありかもしれません。
窓を開けると一緒に行えば、空気に流れがより生まれて、より空気の入れ替えの効果があがりそうです。
都会などの場合、空気の入れ替えは抵抗があるかもしれません。
でも、新潟大学の自然科学研究所の赤林教授によりえば、「都会などの空気が汚れやすい地域ですら、部屋の空気より、2倍は空気は綺麗」とのことです。
https://www.ntv.co.jp/sekaju/200910/class/090502/03.html
窓を開けての空気の入れ替えは大事です。
注意が必要なのは、花粉が強い季節で花粉症を持っている人、黄砂やPM2.5がひどい時期ですね。
基本は空気の入れ替えをすると、睡眠や体調に良い影響がでます。