スポーツや運動をするとき、エネルギー補給と水分補給は欠かせません。市販のスポーツドリンクも便利ですが、砂糖や添加物が多く含まれている場合もあります。そこでおすすめなのが、天然の甘味料である「はちみつ」を使った手作りスポーツドリンクです。
はちみつにはエネルギー源となる天然の糖分だけでなく、ビタミンやミネラルも含まれており、スポーツ時の栄養補給に適しています。本記事では、はちみつスポーツドリンクのメリットや、簡単に作れるレシピを詳しくご紹介します。
野上しもん
・29年間の睡眠障害を克服
・5年以上の双極性障害とうつを克服
・上級睡眠健康指導士
・メンタル心理カウンセラー
・食生活アドバイザー
・YouTube「メンタルコーチしもん」登録数1.3万
著書
・眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
・脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
・12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」
はちみつスポーツドリンクの効果とメリット
1. 天然のエネルギー源
はちみつは、主にブドウ糖と果糖で構成されており、即効性のあるエネルギー源として役立ちます。ブドウ糖は体内に素早く吸収され、即効性があるため運動中や運動後のエネルギー補給に最適です。一方、果糖はゆっくりとエネルギーとして供給されるため、持久力が必要なスポーツにも向いています。
2. ビタミンとミネラルで栄養補給
はちみつには、ビタミンB群やビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれています。これらの栄養素は、運動時に失われやすく、筋肉の働きをサポートし、疲労回復を促進します。市販のスポーツドリンクと異なり、人工的な添加物を含まず、自然の栄養を摂取できるのも魅力です。
3. 抗酸化作用で疲労回復
はちみつにはポリフェノールやフラボノイドなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。運動によって発生する活性酸素を中和し、疲労回復をサポートします。特に持久系のスポーツを行う人にとって、抗酸化作用のあるはちみつを取り入れることは、運動後のリカバリーに役立ちます。
4. 消化に優しく、胃にやさしい
市販のスポーツドリンクには消化に時間がかかる成分が含まれることがありますが、はちみつは消化が良く、胃腸への負担が少ないため、運動中でも飲みやすいです。体内への吸収がスムーズで、体を動かしている最中でも違和感なく摂取できます。
5. 簡単に作れて経済的
手作りのはちみつスポーツドリンクは、シンプルな材料で簡単に作れるため、経済的です。運動時の消耗品として気軽に取り入れられるほか、甘さや濃さを自分好みに調整できるのも嬉しいポイントです。
はちみつスポーツドリンクの基本レシピ
はちみつスポーツドリンクは、シンプルな材料で作ることができます。ここでは基本的なレシピをご紹介します。
材料
- 水:500ml
- はちみつ:大さじ1〜2(お好みで調整)
- 塩:ひとつまみ(約0.5g)
- レモン汁:大さじ1
作り方
- 水500mlを容器に入れます。常温または冷水を使うと、溶けやすく飲みやすいです。
- はちみつを加えてよく混ぜます。溶けにくい場合は少量のお湯で溶かしてから加えるとスムーズです。
- 塩をひとつまみ加え、電解質補給をサポートします。
- レモン汁を加えてさっぱりとした風味をプラス。ビタミンCも補給できます。
- すべての材料が混ざったら、完成です。飲む直前まで冷蔵庫で冷やしても美味しいです。
ポイント
- 濃さの調整:お好みで水やはちみつの量を調整し、自分に合った甘さに整えましょう。
- 飲むタイミング:運動前や運動中、運動後に小まめに飲むと効果的です。
- 持ち運び:ボトルに入れて持ち歩き、外出先や運動中に気軽に飲めるようにしておくと便利です。
運動に合わせたアレンジレシピ
運動内容やシーンに応じて、少しアレンジを加えたはちみつスポーツドリンクもおすすめです。
1. 持久力系スポーツにおすすめ:はちみつ×バナナ
バナナにはカリウムが豊富に含まれ、はちみつと組み合わせると持久力系のスポーツに最適なドリンクができます。
材料:
- 水:500ml
- はちみつ:大さじ1
- バナナ:1本(ペースト状にする)
- 塩:ひとつまみ
作り方:
- バナナをペースト状にして水と混ぜます。
- はちみつと塩を加えて、よく混ぜて完成です。
2. 疲労回復におすすめ:はちみつ×ビタミンC
はちみつに、抗酸化作用のあるオレンジやグレープフルーツの果汁を加えると、疲労回復効果が期待できます。
材料:
- 水:500ml
- はちみつ:大さじ1
- オレンジジュース(100%):100ml
- 塩:ひとつまみ
作り方:
- 水とはちみつを混ぜ、オレンジジュースと塩を加えます。
- よく混ぜて冷やしてから飲むと、運動後のリカバリーにぴったりです。
3. デトックス効果もプラス:はちみつ×ミント
はちみつとミントの組み合わせは、さっぱりとした飲み心地で、リフレッシュしたいときに最適です。
材料:
- 水:500ml
- はちみつ:大さじ1
- ミントの葉:数枚
- 塩:ひとつまみ
- レモン汁:大さじ1
作り方:
- 水にはちみつ、塩、レモン汁を混ぜます。
- ミントの葉を軽く潰して香りを出し、ドリンクに加えます。
- 冷やしておくと、爽やかな風味のドリンクになります。
はちみつスポーツドリンクを安く作る
カロリー摂取をしっかりしたい方向けです。
有酸素運動を多めにすると、スポーツドリンク代もバカにはできません。
そんな中、はちみつスポーツドリンクを作ると、かなりの節約になります。
梅屋ハネー 純粋はちみつ (ポリ) 1000g|amazon
2024/11/04で確認したところ、862円。と安いです。
1000gで2,940Kcalあるため、1円当たりのカロリーが3.41円
※近くのスーパーは250gで380円だったので、コスパが良いはちみつ。
ポカリスエット 粉末 パウダー 1L用 (74g x 10袋)|amazon
2024/11/04で確認したところ、1,246円。
10袋で2,880Kcalのため、1円当たりのカロリーが2.31円。
ポカリスエット粉末パウダーもコスパがいいですが、かなりの差がでますね。
カロリーをコスパよく摂りながら、疲労回復に興味がある方は参考にしてみてください。
はちみつスポーツドリンクの飲み方のポイント
1. 運動前のエネルギー補給に
運動前30分〜1時間に飲むことで、はちみつのブドウ糖がエネルギーとして即座に利用され、スタミナが持続しやすくなります。運動前に飲む際は、濃すぎない配分で作ると胃に負担がかかりにくくなります。
2. 運動中の水分・栄養補給に
汗をかく運動中は、こまめに飲むことで体内の水分や電解質バランスが保たれ、パフォーマンスの維持に役立ちます。長時間の運動では、持久力をサポートするためにもはちみつスポーツドリンクを少しずつ摂取しましょう。
3. 運動後のリカバリーに
運動後の疲労回復を促すために、はちみつスポーツドリンクを飲むと、失われた栄養をスムーズに補給できます。特にビタミンやミネラルを含むレシピは、運動後の体のリカバリーをサポートします。
はちみつスポーツドリンクの注意点
1. 1歳未満の乳児には与えない
はちみつにはボツリヌス菌が含まれる可能性があるため、1歳未満の乳児には絶対に与えないようにしましょう。小さいお子さんがいる家庭では、手の届かない場所に保管するなどの注意が必要です。
2. 飲みすぎに注意
はちみつは天然の甘味料ですが、摂り過ぎるとカロリー過多になる可能性があります。適量を守り、運動量に応じてバランス良く摂取しましょう。
3. 保存方法に注意
はちみつスポーツドリンクは保存が効かないため、作り置きはせずにその日のうちに飲み切ることをおすすめします。保存する場合は、冷蔵庫で保管し、24時間以内に飲むようにしましょう。
まとめ:はちみつスポーツドリンクで健康的にエネルギーチャージ!
はちみつスポーツドリンクは、天然の甘味料と栄養豊富な成分で、スポーツ時のエネルギー補給にぴったりです。市販のドリンクに比べて添加物も少なく、栄養価の高いドリンクを手軽に作れます。運動前や運動中、運動後のタイミングに合わせたレシピで、体に優しいはちみつスポーツドリンクを取り入れてみましょう。
手軽に作れるはちみつスポーツドリンクを、ぜひ毎日の健康習慣や運動パフォーマンスの向上に役立ててください!