【不眠症が治った体験談】29年間の睡眠障害の原因は「睡眠の認知の歪み」

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僕は9歳の頃から睡眠障害で悩まされてきました。
ほとんどが不眠症で、うつ病の時に1年くらい過眠症(1日16時間くらい眠る)があったと思います。
僕が眠ることに苦手意識を持ったのは、幼稚園のころでした。

当時、イラン・イラク戦争があり、テレビでその報道が流れていました。
それまでウルトラマンや仮面ライダーで見ていた「兵器」が実際に使われるのを知り、恐怖がわきおこったのを覚えています。
夜寝る前に母親に「僕はしんだらどうなるの?」と質問して、困らせていた記憶があります。
母親は「天国に行くから大丈夫」みたいな話をしてくれた記憶もありますが、納得ができませんでした。そのあたりから「夜」にみんなが寝静まるのが怖かったです。

野上しもん 上級睡眠健康指導士
・岡山県
・メンタルコーチ/講師/作家
・400人以上カウンセリング
・5年以上のうつ病と29年間の不眠症を改善
・双極性障害
・YouTubeチャンネル登録10,000以上
・趣味:ランニング・運動・読書・話すこと
「脱・中途覚醒: 夜中に目覚める悩みが消える」
「眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠。」

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不眠症の始まりは母親との別れから

9歳の頃、決定的だったのが「母親が家からいなくなったこと」でした。
それまで母親と一緒に寝ていたのですが、母親が出て行ってからは父親と寝ることになりました。
父親のいびきのうるささ。
母親がいないさみしさ。
そして父親は市場で働いていたので夜中1時にはいなくなります。
兄弟もいたはずなんですが、僕は夜中1時以降、ひとりっきりという感覚があり、夜の恐怖がさらに深まりました。

がんばって寝なければいけないで不眠症が悪化

この頃から「がんばって睡眠しなければ!」「朝まで寝続けなければ怖い!」と思っていました。
しかし、その考えは睡眠に大きく悪影響を与えます(不眠認知)。
そして、就寝時間が22時にも関わらず、寝付くのは23時すぎ(今思えば1時間寝付けないはかわいいほうですね)。
夜中2~4時に起きてしまい、そのあとは夜と一人の恐怖に負けて明かりをつけ、学校の時間までテレビゲームをしていました。
小学生は9時間以上の睡眠時間が必要と言われますが、4~6時間睡眠が多かったです。

こんな日々でしたが、そこまで睡眠不足になることもありませんでした。
朝の明かりと共にホッとしてしまい、寝てしまうからです。ということで、学生の頃は休みがちでした。
小学生の頃は週1~2回休み、中学生の頃は不登校が1年くらいあり、高校生の頃も遅刻と休みが多かったです。
睡眠をがんばらなきゃ、朝まで寝なきゃ、悪夢ばかりで眠るのが怖い、夜が怖い。
と、僕の睡眠障害の最初の原因は「不眠認知」だったと思います。

学校は休みがちで「サボり」「仮病」と言われました

学校は休みがちで、まわりから「サボり」と言われ、学校の勉強についていけないのは大きなストレスでした(そういわれるのも仕方ないとは思います)。
現実逃避でゲームばかりしていましたね。

不眠症で悩まされた僕ですが、がんばって不眠症を治そうとしていました。
その時の「がんばりすぎた行動」を紹介します。

● 夜が怖いから、テレビをつけっぱなしにして、明かりもつけて寝よう!
→ 眠れることもなく、暇なのでゲームを始めて熱中していました。

● むしろ短眠になればいい!短眠の勉強だ!
→ ……短眠術では何も解決になっていない上に、ストレスがさらに加速。

● 学校を休んだ日や休日は、日中寝ずに夜に寝るぞ!
→ ……いい方法ではあるのですが、ずっとベッドでゴロゴロしているので結局日中に寝てしまう。しかも、ベッドでゴロゴロしているので睡眠の質もさがる。

● 脳が疲れたら、眠れる!速聴(4~8倍速)を寝る前に聴きまくろう!
→ ……もちろん、眠れません。

など、がんばる方向も間違えながらいろいろとやっていました。
そんな僕も眠りやすい時がありました。それは恋人と一緒にいるときです。
認知の影響が大きかったので「安心感」は僕にとって睡眠薬以上の睡眠効果がありました。
29歳でうつ病が重くなった時からは、安心感で眠れることはなくなり、薬で眠れることもあれば、眠れないこともある日々が続きましたね。

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