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【2014年】感謝がアスリートの自尊感情を高める。ただコーチへの信頼がないと…

スポーツ心理学では、アスリートのパフォーマンス向上だけでなく、メンタル面の強化も重要視されています。
特に自尊感情(セルフエスティーム)はアスリートの心理的・身体的な健康に寄与する要素です。本研究では、「感謝」と「コーチへの信頼」がアスリートの自尊感情にどのような影響を与えるのかを検討しました。

感謝はアスリートの自尊心の変化を促進する:コーチへの信頼の調整役割

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運営者:メンタルコーチしもん
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2. 結論

本研究の結果、感謝の気持ちが強いアスリートほど自尊感情が高まる傾向があることが確認されました。しかし、その効果が顕著になるのは、コーチに対する信頼感が高い場合に限られました。つまり、感謝とコーチへの信頼が両立していることで、自尊感情が長期的に向上する可能性が示されました。


3. 内容の信頼性(10点満点):8点

  • 学術誌「Journal of Applied Sport Psychology」に掲載された査読付き論文。
  • 研究デザインが縦断的であり、時間経過に伴う因果関係を検討しているため信頼性が高い。
  • 台湾とイギリスの著名大学の研究者が執筆。
  • 一方で、自己申告データが中心であり、他者評価が含まれていない点はやや減点材料。

4. 何の研究か?

本研究は、アスリートの自尊感情における「感謝」と「コーチへの信頼」の相互作用を検証したものです。感謝が自尊感情に与える影響が、コーチへの信頼感の程度によってどのように変わるかを調べました。


5. 研究した理由は?

アスリートの心理的健康を高めるためには、自尊感情の向上が重要とされています。しかし、スポーツ心理学の分野では、感謝が自尊感情に与える影響についての研究が不足していました。また、感謝という個人的特性とコーチへの信頼という環境要因がどのように作用するかを明らかにするために本研究が行われました。


6. 結果はどうだったか?

  • 対象者:15~18歳のアスリート412名を対象に、6か月間追跡調査。
  • 測定方法:感謝尺度(Gratitude Questionnaire)、コーチへの信頼尺度(Affective Trust Scale)、自尊感情尺度(Rosenberg Self-Esteem Scale)。
  • 結果
    • 感謝が強いアスリートは自尊感情が高まる傾向が確認された。
    • しかし、感謝の効果が最大化されるのは、コーチへの信頼が高い場合に限られた。
    • 感謝が強くても、コーチへの信頼が低ければ、自尊感情の向上効果は見られなかった。
  • 解釈:コーチが信頼できると感じることで、感謝の効果が強化され、アスリートが困難に直面しても自尊感情が維持・向上する可能性がある。

まとめ

本研究は、感謝の気持ちとコーチへの信頼がアスリートの自尊感情に与える複合的な影響を示した貴重な研究です。指導者がアスリートから信頼される存在であることが、感謝の効果を最大化させることを示唆しており、スポーツ指導現場での実践的応用が期待されます。

管理人の肉体の変化

主にタンパク質、腸活、抗酸化・抗炎症、断食、活動量と食事量を高める方法をとっています。
たくさん食べて、たくさん動いて、カロリー消費する考えを持っています。
気づけば、ドラゴンボールの亀仙流「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休む」を実践していますね。

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