アロマで快眠!リラックス効果の高い香りと使い方「パートナーの匂いは、メラトニンと同程度の効果」

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睡眠には、体内時計と睡眠圧の2つの要素が大切です。体内時計は、24時間周期の生体リズムを管理し、昼夜のリズムを整える役割を果たします。一方、睡眠圧は、起きている時間が長くなると増加し、眠気を引き起こします。この2つの要素がうまく働くことで、自然な睡眠リズムが保たれます。

しかし、心身の緊張や不快感、ストレスなどが原因で、このリズムが乱れることがあります。特に慢性的な不眠症の場合、寝る時にプレッシャーやストレスが生じやすくなり、入眠困難や夜間覚醒が頻発します。例えば、寝る直前に仕事や人間関係の悩みを考えると、脳が興奮状態になり、リラックスできずに眠れなくなります。

心身のリラックスを促すためには、呼吸法や運動、食事習慣の改善などがあります。深呼吸を繰り返すことで副交感神経が活性化され、心身が落ち着きます。また、適度な運動はストレスホルモンを減少させ、夜間の深い睡眠を促進します。食事習慣の改善としては、カフェインやアルコールの摂取を控え、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

しかし、手軽に実践できる方法として「匂い」を活用することも有効です。匂いは、嗅覚を通じて脳に直接働きかけるため、即効性があります。アロマセラピーは、心身のリラックスを促進し、自然な睡眠をサポートします。次に、具体的な香りとその効果について紹介します。

野上しもん
・29年間の睡眠障害を克服
・5年以上の双極性障害とうつを克服
・上級睡眠健康指導士
・メンタル心理カウンセラー
・食生活アドバイザー
YouTube「メンタルコーチしもん」登録数1.3万
著書
眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」

リラックスできる香りの紹介

ラベンダー

ラベンダーは、鎮痛作用や鎮静作用があり、深い睡眠を促します。ラベンダーの香りは、自律神経を整え、心拍数や血圧を低下させる効果があります。体の不快感や気持ちの落ち着かない時に効果的です。また、ラベンダーオイルを数滴垂らしたお湯で入浴すると、さらにリラックス効果が高まります。

バラ

バラの香りは、うつ病患者の気分や睡眠の質を向上させる効果があります。研究によると、バラの香りを嗅ぐことでセロトニンの分泌が促進され、リラックス効果が得られます。バラの香りは、熟睡感を増し、翌日の活動が改善されます。バラのエッセンシャルオイルを使用したマッサージもおすすめです。

ジャスミン

ジャスミンの香りは、睡眠効率を向上させ、夜間の覚醒を減少させます。中途覚醒が気になる方に適しています。研究では、ジャスミンの香りを嗅ぐことで、入眠時間が短縮され、睡眠の質が向上することが示されています。ジャスミンティーを飲むことで、リラックス効果を得ることもできます。

イランイラン

イランイランの香りは、甘く官能的な香りで、入眠の速度を速めます。中途覚醒後の再入眠を助ける効果があります。イランイランは、リラックス効果が高く、心拍数や血圧を低下させる働きがあります。イランイランのエッセンシャルオイルをディフューザーで使用することで、寝室全体に香りを広げることができます。

その他のおすすめの香り

他にも、カモミールやサンダルウッド、ベルガモットなどの香りがリラックス効果を持っています。カモミールは、鎮静作用があり、不安を軽減する効果があります。サンダルウッドは、神経を鎮め、心身をリラックスさせる効果があります。ベルガモットは、ストレスを軽減し、心を落ち着かせる効果があります。

睡眠薬と同程度の効果がある香り

パートナーの匂い

パートナーの匂いは、メラトニンと同程度の効果があります。具体的には、パートナーの汗の匂いが睡眠効率を平均2%向上させると言われています。この効果は、パートナーの匂いが安心感やリラックスをもたらすためです。パートナーが近くにいると感じることで、脳が安心し、リラックス状態になると考えられます。

フェロモンの影響

パートナーの匂いには、フェロモンが含まれており、これがリラックス効果をもたらす一因となります。フェロモンは、動物の体から分泌される化学物質で、他の個体に影響を与えます。人間もフェロモンを分泌し、他の人間に対して無意識のうちに影響を与えています。パートナーのフェロモンがリラックス効果をもたらし、睡眠をサポートします。

実験結果と個人差

ただし、これは実験結果に基づくもので、個々の反応には差があります。一部の人には効果が感じられない場合もあります。また、匂いの強さやタイミングによっても効果は異なるため、自分に合った方法を見つけることが大切です。パートナーの枕カバーやパジャマに匂いを残しておくなど、工夫してみると良いでしょう。

好きな香りが悪夢を誘発する理由と対策

扁桃体と匂いの関係

好きな香りや馴染みのある香りが悪夢を誘発することがあります。これは、扁桃体が匂いに反応し、不安や恐怖を引き起こすためです。扁桃体は、脳の一部であり、感情の処理に関与しています。特に不安や恐怖に対して敏感に反応し、これが夢の内容に影響を与えることがあります。

研究結果の紹介

研究によると、匂いが夢の内容に影響を与えることが示されています。良い匂いを嗅いでいるときにはポジティブな夢を見ることが多く、嫌な匂いを嗅いでいるときにはネガティブな夢を見ることが多いとされています。しかし、好きな香りや馴染みのある香りが悪夢を誘発することもあり、その原因はまだ完全には解明されていません。

対策方法

対策としては、寝る前にリラックス効果を得るために香りを楽しみ、睡眠中は香りを止める方法があります。また、ストレスを感じた時の匂いは避けるべきです。ストレス臭は扁桃体に反応し、不安や恐怖を引き起こします。寝室にリラックスできる香りを漂わせることで、安心して眠りに入ることができます。

ストレス臭の管理

ストレスを感じた時の匂いは、ストレスホルモンが分泌されることによって発生します。これを避けるためには、ストレスを感じた時に着ていた衣服を早めに洗濯することが重要です。また、寝室にはリラックスできるアイテムを置き、ストレスを感じにくい環境を整えることが大切です。

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