論文・研究

論文・研究

システマティックレビュー(系統的レビュー)とは?

決めた手順で網羅的に集め、選別・評価し、結果をまとめる研究方法です。例えば、「運動はうつ症状の改善に効果があるか?」という問いに対して、1つの研究だけを見るのではなく、世界中の関連研究を検索し、一定の基準を満たす研究を集めて、その結果を総合...
論文・研究

クロスオーバー試験とは?

クロスオーバー試験(crossover trial)とは、同じ被験者が複数の治療・介入を順番に受け、それぞれの効果を比較する臨床試験の方法です。たとえば、薬Aと薬Bを比較する場合:グループ1:薬A → 休薬期間 → 薬Bグループ2:薬B →...
論文・研究

効果量(effect size)とは?

効果量(effect size)とは、差や関係が「どれくらい大きいか」を表す指標です。たとえば、薬Aを使ったグループと使わなかったグループで血圧に差があったとします。p値:その差が偶然でも起こりそうか効果量:実際にどれくらい大きな差があるか...
論文・研究

【どんな差が生まれた?】「アラームで起き続けた人」と「自力で起き続けた人」【2012年研究】

5年間ずっと自力で起き続けていた学生は、362人中17人、5%だけでした。こうした学生は、アラームなどで起き続けた学生と比べて、早寝傾向があり、起床直後の気分も良好でした。また、論文では、一貫して自力覚醒する人は「朝型」の傾向と規則的な睡眠...
論文・研究

【起床】決めた時刻に目が覚めた人が17%|2023年の自己覚醒の研究【2023年】

「目覚まし時計を使わなくても、決めた時刻に目が覚める」という経験は、自己覚醒と呼ばれます。本論文は、自己覚醒に関する過去の研究を整理するとともに、自己覚醒できる可能性がある人を見つけるための質問票を作成した研究です。参考:Longitudi...
論文・研究

温度や湿度などの温熱環境が、人間の睡眠と24時間周期の体内リズムにどのような影響を与えるのか?【2012年研究】

論文では、暑すぎても寒すぎても睡眠や体温調節に影響するものの、その現れ方は異なるとまとめています。寝具や衣類を使う現実的な睡眠環境では、暑さによって覚醒が増え、深いノンレム睡眠である徐波睡眠とREM睡眠が減少しました。さらに湿度が高い暑さで...
論文・研究

寝起きは、脳のパフォーマンスが落ちる睡眠慣性【2000年研究】

睡眠慣性は、睡眠から覚醒へ切り替わる途中に起こる、一時的な覚醒度とパフォーマンスの低下です。論文で特に重要な要因とされたのが、目覚める直前の睡眠段階です。ステージ1・2の浅い睡眠から起きた場合よりも、徐波睡眠(SWS:深いノンレム睡眠)から...
論文・研究

夜明けの光を再現すると、認知機能と気分が向上する?【2013年研究】

睡眠を6時間に制限した翌朝に、目覚める30分前から徐々に明るくなる光を浴びた条件では、薄暗い光や青色LEDの条件と比べ、気分やwell-beingが良好になりました。認知機能については、1回目の睡眠制限後には夜明けを再現した光で改善がみられ...
論文・研究

起床前30分間に夜明けを再現した光は、起床後の覚醒度を高める【2014年研究】

起床前30分間に夜明けを再現した光を使った場合、通常の条件と比べて、起床後の主観的な覚醒度が高く、計算課題の成績と反応速度も良くなりました。自転車のタイムトライアルも平均で21.4秒、4.7%速くなりましたが、この結果は p=0.07 でし...
論文・研究

夜明けシミュレーションは警戒・注意力を高めるかは微妙【2014年研究】

2週間の夜明けシミュレーション後、「警戒・覚醒に関わる注意機能(alerting network)」の効率が、研究開始時より有意に改善しました。警戒ネットワークの効率は、ベースライン:31.57 ± 26.97 ms夜明けシミュレーター使用...