自己理解で好きなことを見つける3つの質問!好きの育て方とは?

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野上しもん
・29年間の睡眠障害を克服
・5年以上のうつ病と双極性障害を克服
・上級睡眠健康指導士
・メンタル心理カウンセラー
・食生活アドバイザー
メンタルと睡眠のYouTube登録1万人
著書
眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」

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自己理解で好きなことを見つける3つの質問

自己理解で好きを見つけることができます。
好きを見つける方法で一番早い方法は『自分の経験から考えること』です。
3つの質問を出すので、考えてみてください。
分かりやすくするために、具体例として僕のことを書きますね。

①人生の中で『楽しかったこと』『長く続けていたこと』を箇条書きしてください。

僕であれば、
・麻雀
・読書
・マンガ
・アニメ
・ゲーム
・競馬を見る
・運動をする
・野球を見る

②箇条書きしたものが『なぜ楽しかったのか?』を書いてください。

麻雀
・知識を増やすことで上達する
・コミュニケーションがとれる
・偶然の要素があって、先が分からない
・統計的なデータを見て、考えることができる
・麻雀を打つ姿が当時はかっこよく見えた

読書
・知識を増やすことができる
・読んだ内容を行動すると成長ができる
・悩みがなくなっていく
・小説であれば、ストーリーが面白い。先が読めない。
・価値観を揺さぶられる。

マンガ
・絵がかっこいいものが面白い
・イメージがしやすく、読みやすい。さくさく読める。
・ストーリーが面白い。先が読めない。
・価値観を揺さぶられる
・キャラがかっこいい

アニメ
・ほぼマンガと同じ
・音声が入るので、マンガより没入感がある
・キャラがかっこいい

ゲーム
・ストーリーが面白い。先が読めない。
・自分なりにプレイができ、没入感がある。
・主人公や仲間が成長していくのが楽しい。

競馬を見る
・競走馬にストーリーがある
・結果が読めない
・馬の姿がかっこいい

運動をする
・体を動かすので気持ちいい
・運動能力があがって、体が成長する
・運動後のリラックスが気持ちいい
・筋トレの重量があがっていくと面白い。あとで数値を見ていて楽しい。
・短時間で健康になる

野球を見る
・結果が読めないから楽しい
・選手ひとりひとりにストーリーがある
・データを見ることができて楽しい
・選手が成長していくのが楽しい

③『なぜ楽しいか?』から共通点を探していく

成長
麻雀、読書、マンガ、ゲーム、運動、野球

ストーリーがある・先が分からない
麻雀、読書、マンガ、ゲーム、競馬、野球

データを見ることができる
麻雀、運動、野球

かっこいいと感じる
麻雀、マンガ、アニメ、競馬

コミュニケーションがとれる
麻雀

短時間
マンガ、運動

没入感
アニメ、ゲーム

気持ちいい
運動

共通点が好きになる理由です。

僕であれば
・成長
・先が分からない
・データが見れる
・かっこいい
・コミュニケーション
・短時間
・没入感
・気持ちいい

これらに共通することであれば『好きになる可能性が高い』ということです。

例えば、仕事で僕が好きになりそうな職種を考えます。
細かくすると文章が長くなりすぎるので、ざっくりと『事務、営業、企画、教育、クリエイティブ、スポーツ』の6つの中から考えます。
それぞれ職種に僕の好きな理由の何が当てはまるかは自分の感覚で良いです。
例えば、スポーツがかっこいいと思えば「かっこいい」が当てはまります。でも、スポーツをかっこいいと思わなければ、「かっこいい」はあてはまりません。

事務
・なし

営業
・成長
・先が分からない
・データが見れる
・コミュニケーション

企画
・成長
・データが見れる
・コミュニケーション

教育
・成長
・先が分からない
・データが見れる
・かっこいい
・コミュニケーション
・没入感
・気持ちいい

クリエイティブ
・成長
・先が分からない
・かっこいい
・没入感

スポーツ
・成長
・先が分からない
・データが見れる
・かっこいい
・コミュニケーション
・短時間
・没入感
・気持ちいい

好きだけで見れば、僕は【教育】と【スポーツ】が好きになる可能性が高そうです。
これが経験から好きを見つける簡単な方法の1つです。
ただ僕は『好きだからその仕事を選ぶ』はあまりおすすめしていません。
理由は『自分の強みを活かすことができないと、次第に好きが薄れていくから』です。
逆に自分の強みを活かすことができて、成果がでて、時間をかければ、好きになっていくものです。

好き(情熱)は、最初ではなく、あとから生まれるものです。
あなたが今やっている趣味は最初から好きでしょうか?好きの度合いは変わっていないでしょうか?
あなたは好きな人のことを最初から好きでしょうか?好きの度合いは変わっていないでしょうか?
おそらく時間をかける内に好きが生まれたり、好きが育っていませんか?

最初から好きだとスタートが良いですが、途中でやめてしまう可能性があります。
最終的には時間をかけて知っていくことが大切です。

好きになることで大切なのが『価値観×強み×時間×成果』です。

好きは変わっていくものです。
好きで始める場合に適しているのは、『期限が決まっていること』『短期間で終わる』場合などです。好きでいるうちに終わることでできるので楽しめます。
逆に仕事のような長い期間かかるものは、好きで選ぶのではなく、価値観×強みで選ぶのが大切です。

価値観×強みで仕事を選ぶと自然と好きになります。
価値観が合う仕事なので、仕事に価値や意味を感じやすいです。
強みを活かし、成果が出やすいので達成感があります。
成果がでるので、長い期間働くことができます。

自己理解でやりたい仕事が見つかる

やりたい仕事を見つけるには自分の強みと価値観を知ることが大事です。
自分の価値観を知ることで、自分の価値観に合った仕事を選べます。
強みを活かした仕事をすれば、結果が出やすく、結果が出るので人間関係にも信頼が生まれます。
価値観に合う仕事で結果も人間関係も順調なら、その仕事を好きになってしまうのも当然です。

特に経験が少ない若いうちは、好きをあまり意識しないほうがいいです。
価値観と強みを強く意識することが大切。
好きを意識しすぎると、好きが広がって行かないからです。
自分が好きそうではないことも、価値観が合い、強みを活かせるのであればやってみる。
結果的に、より好きなことが生まれたり、好きの範囲が広がって、色々な物で楽しめるようになるからです。

もしも、仕事そのものにやる気がなかなか出ない場合は、好きから入っても大丈夫です。
そもそもやる気がないと結果が出ません。結果が出ないとやめてしまうことも多いからです。
やる気がなければ、仕事と自分の価値観が合っていても価値を感じにくいです。
強みが活かせられる仕事だとしても、強みを活かす気持ちがわいてこないので成果も出ません。
価値を感じずに、成果も出ないと、時間をかけても好きにはなりません。
逆に嫌なことは時間をかければかけるほど、より嫌いになっていきます。

仕事が嫌い、仕事から逃げたい、仕事をやりたくないという思いが強い人は、 まずは自分が好きだと思えるものから始めるのをおすすめします。この場合は『価値観×好き×強み』になりますね。
もしも3ヶ月など短期間で終わるものであれば、好きだけを意識しても大丈夫です。
ただ好きで入った場合も、仕事の中で自分の価値観とは合っているかどうかを考え、仕事でどのように強みを活かすかを考えて行動することが大切です。

好きが見つかれば人間関係が広がる

好きが見つかれば人間関係が広がります。趣味で友達を作っていけるからです。
野球の観戦が好きであれば、野球が好きな人同士で話せます。
読書が好きな人であれば、本が好きな人同士で話せます。
猫が好きな人であれば、猫が好きな人同士で話せます。
好きがあれば、人間関係が広がっていきます。

ただ好きだけでは人間関係は深まりません。
例えば、読書が好きなグループがあった場合。
ただ読書が好きな人より、本を詳しく読み取れる、知識が豊富、本の話を面白く話してくれる、共感を持って話してくれるなど、読書以外の部分が見られるようになります。
読書好きの中で読書が好きなことはみんなが持つ共通点だからです。

人間関係も深めるには『価値観と強み』が必要です。
価値観がズレていると、同じ読書好きでも話が噛み合いません。
「価値観が違っても楽しいよ」と思う人もいますが、価値観のズレを楽しむ場合はお互いにやわらかい考えがある程度ないとしんどいです。
価値観のズレを楽しめる時は「相手の価値観も自分の価値観も大切だよ」という意識が必要だからです。やわらかい考えがない場合は、相手の価値観を認めることができず、ストレスがたまります。

価値観が合わなくても、強みを活かせば人間関係は深まります。
話し方が上手い、捉え方がうまい、知識が豊富、分析がスゴイ、よく話を聞いてくれる、絵が上手い、文章が上手いなど。
何かしらな強みを活かせば、読書好きのグループでも、より深い人間関係が築けます。
もちろん、価値観と強みの両方を活かしたほうが人間感はより深まります。

好きで人間関係は広がります。
でも、深い人間関係を求めるときは好きの中で自分の強みを活かすことを考えてみてください。
好きが一緒で、価値観も合っていて、お互いの強みを活かせれば、人間関係は自然と深まります。

思わずやってしまうことが好きとは限らない

思わずハマってしまうことが好きとは限りません。
10年以上前であれば「ハマってしまうこと=好きなこと」が多かったです。でも、今は違います。
世の中の商品やサービスはハマってしまうように心理学的に設計されていることが多いからです。

スマホゲームがハマってしまうサービスの代表の1つですね。
もちろん、スマホゲームが好きで心から楽しんでいる人もいます。
ただ、スマホゲームは面白いと感じるように設計されています。あなたがスマホゲームを好きではなくても、ハマってしまう可能性があります。
あとで思い返して、あのスマホゲームは楽しかったなと思う人もいれば、何でスマホゲームをしていたんだろうと思ってしまう人もいますよね。
「何でスマゲームを…」と思った人は、ハマってしまう心理学に乗せられていた可能性があります。

面白く感じさせる方法の心理学としてゲーミフィケーションがあります。
ゲームのように物ごとを面白くするにはどのようにすればいいかを考えた心理学です。
あなたがやっていることは、ひょっとしたらゲーミフィケーションで心理を操られているだけかもしれません。

実は旅行や食事やイベントなども同じような心理学が使われていることがあります。
実際に楽しめて、後からも良かったと思うのであれば大丈夫です。
でも、やったあとで後悔が残るものもありますよね。
最悪の場合、楽しかったかどうかも分からない場合があります。
楽しかったかも分からない場合、心理誘導で行動させられていたのかもしれません。

サービスや商品を売る中で、マーケティングという手法がとられます。
マーケティングはシンプルに言うとサービスや商品を売るための考えです。
マーケティングでお客様が喜ぶように価値提供を大切にしている人はいます。
でも、単に売上のためだけにマーケティングの心理学を使っている人もたくさんいます。

テレビもネットも街も広告であふれています。
店のメニュー構成や商品の並び方もマーケティングの心理学が使われていることが多いです。
僕たちは生活をしているだけでも心理的に操られる環境にいるんです。
だからこそ、本当に自分が楽しめるものを探すためには、自己理解がとても大切なんですね。

「自分の体を求めているものが、自分にとって良いもの」という考えが以前はありました。
でも、現代は「自分の体が求めているものが、自分とって悪いもの」である可能性も高くなってきています。
自分の体が自分のために動いているのではなく、まわりの心理的誘導によって動いている可能性が増えてきたからです。

大切なのは自己理解。自分が本当に大切にしているものはなにかをきちんと知ることです。
そして、本当に大切にしているものを、自分の強みを活かして大切にしていくことが大事です。
付け加えるなら、自分の思考や感情や感覚に気づくためのマインドフルネスがあればより良いですね。

情熱は行動の中に生まれる!仕事の好きを育てていきませんか?

情熱は行動の中に生まれます。やっていくうちに好きになっていきます。
最初から好きで動いていると、好きが広がりにくいです。
自分が好きだと思っていたものの中に、好きが隠れていることも多いからです。

大切なのは価値観と強みを持って行動すること。
自己理解ができれば、いろんなものに心理的誘導をされなくなります。
自分が大切だと思えることを大切にして、自分らしく生きることができるようになります。

自己理解をして強みを活かしていくことは、好きを求めるのではなく、好きを育てていくことです。
好きを育てる能力がつけば、楽しめる範囲がどんどん広がっていきます。
今まで咲いていた花だけで楽しんでいたのが、花を咲かせる喜びとより豊富な花で楽しめるようになるんです。

あなたも自己理解で、好きなことを育てていきませんか?

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