うつ病になる前の自分に戻りたい「不完全な自分を受け入れる」

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こんにちは、しもんです。今回は、うつ病と診断されてからの僕の経験と、セルフコンパッション(自分を思いやる心理学)についてお話ししたいと思います。この話が、うつ病改善のヒントになれば嬉しいです。

本記事内容のYouTube動画のコメント
私にはわかりやすくて、かつ、ちょうど迷いの状況だったので、とてもささる内容でした。有難うございました。  6ヵ月間の休職(身体表現性障害)から復職して2ヵ月経ちました。正直休職していた時よりも復職した後のほうが不眠やメンタル不安定で、毎日「今夜は深い眠りができるだろうか」と不安がよぎります。 また、復帰した職場では、同僚たちがパキパキと働く姿を見ては、「自分も以前はバリバリやっていたなあ」と焦燥の念に駆られることがあります。 まだ、自分の病気・病状、今おかれた状態を受け入れることが出来ずにいます。 自己受容、どうやったらできるのか?模索しています。 自己受容して、早く気持ち楽になりたいです。

野上しもん
・29年間の睡眠障害を克服
・5年以上のうつ病を克服
・上級睡眠健康指導士
・メンタル心理カウンセラー
・食生活アドバイザー
メンタルと睡眠のYouTube登録1万人
著書
眠れない理由を知って眠れる方法を知れば安眠
脱・中途覚醒 “夜中に目覚める”悩みが消える
12歳になるまでに読みたい 「子どもの睡眠」

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うつ病の前の自分に戻りたい

僕は29歳でうつ病と診断されて、それから5年以上患っていました。振り返ってみると、中学校時代の不登校や20代の頃も辛かったなと感じています。今は、自分に思いやりを持つ習慣をつけて、心も体も健やかに過ごしています。

うつ病になる前の僕は、ネガティブで無気力、人にも自分にも冷たいタイプでした。でも、食事をし、仕事に行き、好きなテレビや漫画を楽しむことができていました。うつ病になって何も楽しめなくなった自分より、以前の自分の方がまだ良かったなと思っていました。

今の自分を否定することの苦しみ

前の自分に戻りたいと思うことは、今の自分を否定することになります。僕の場合、今の自分を攻撃することで大きな苦しみが生まれました。たとえば、自分の顔を殴ったり、壁に手を打ち付けたりしていました。そうすることで一時的に安心感を覚えていたんです。

こんな自己攻撃の結果、うつ病の治療もうまく続かず、散歩や薬の服用、日常の些細なことすら続けられませんでした。

セルフコンパッションとの出会い

セルフコンパッションって、自分を思いやる心理学のことなんです。不完全な自分を大切にするという考え方に出会ってから、僕は過去を拒否するのではなく、今の自分を見つめることを始めました。その結果、減点方式の考え方がなくなり、今の自分をゼロ地点としてスタートすることで、すべてが加点方式に変わりました。

不完全な自分を受け入れる

今の自分を見つめることで、過去の自分を責め続けることがなくなりました。たとえば、不登校だった14歳の自分を34歳の僕が責め続けるのは、冷静に考えるとかわいそうだなと気づいたんです。人間は不完全で、それが普通なんですよね。

自己受容と行動の変化

セルフコンパッションを実践することで、自己受容が深まりました。今の自分をスタート地点として、小さな行動を積み重ねることで、体力やメンタルが少しずつ改善しました。たとえば、寝る時間を減らして座る時間を増やすことで、体力が徐々についてきました。

また、読書や発声練習など、興味のあることに取り組むことで、自分の成長を感じることができました。

まとめ

うつ病を克服するためには、過去の自分に戻るのではなく、今の自分を大切にし、少しずつ前に進むことが大事です。過去も現在も未来も含めて、ありのままの自分を見つめることで、現実がクリアになり、自己受容が深まります。

セルフコンパッションを取り入れた考え方が、少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。

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